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【NOCAPMATE Vol.01】を振り返る -RAY編-

IDの余韻があまりに強くてバーカンで友達と「やばかったね~」なんて話してると、「サイン」のイントロが聞こえてきた。
Underworld「Two Months Off」のような軽快な電子音が飛び交うダンサブルなこの楽曲が1曲目として投下されたのは、KVGGLV、およびIDの四つ打ちハウスビートを主体としたラッパー2名からの流れを意識したものかなと思いました。
先ほどまでのIDのフロアの熱をそのまま引き継いだ形で、フロアも皆踊り狂っていたのが印象的でした。

愛海
内山結愛

今回の企画を作るきっかけをくれたのがIDだとしたら、この企画に対するモチベーションを更に高めてくれたのはRAYの内山結愛ちゃんの存在でした。

彼女の音楽に対する姿勢は非常に真摯そのもので、まだ触れたことのない音楽に「#内山結愛1日1アルバム」と題してツイートでレビューを行ったりしています(noteでは週1でアルバムを1曲ずつレビューする企画もやってます)。
そして今回僕のモチベを高めるきっかけになったのは、彼女が個人で企画した「tie in reaction」の存在でした。
7月末に行われた彼女の企画は参加こそできませんでしたが、企画にかける想いや熱量が、彼女の努力からひしひしと伝わってきたのです。ホームページまで作っちゃってまあ…(賞賛)
こんな彼女の「音楽のインプット」→「企画という形でのアウトプット」というフォーマットを見て、「自分もこういった形でなら今の自分を表現できるはず!」と感銘を受け、結果として【NOCAPMATE Vol.01】の開催になんとか漕ぎ着けることができたのでした。
めんどくさがりでとにかく無精の自分がここまで愛に溢れた良い企画(自分で言っちゃう)を主催できたのも、内山さんのおかげです。この場を借りて感謝いたします。


琴山しずく

さまざまな実力派アーティスト達の後、大トリにRAYを置いたのは、RAYが今一番勢いのあるライヴをするという確証があったからです。
観ていただいた方は無論この日のRAYのステージの熱量を感じ取っていただけたかと思いますが(古株のオタクから「新体制になってから一番のライヴだった」って言ってもらえたのクソ嬉しかった)、3rdアルバム「Camellia」を出してからのRAYのライヴは、ひと皮もふた皮も剥けたような洗練性と熱量がありました。観れなかった人は下の動画観てみて。すんごいよ。
この日のRAYのライヴは事実凄まじいもので、「火曜日の雨」ラストでは「青」の大合唱が起きたり(誰かが扇動したわけでもなく”同時多発的に”ってのがポイント)、「ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング」ではモッシュが発生したり(僕は号泣しまくってて知りませんでした)、さまざまな「イレギュラー」が入れ替わり立ち替わり起きていたのでした。
プロデューサーのメロンちゃん(可愛い名前ですがコワモテの男性です)にライヴ中「やっぱ今のRAYすごいですね」と話しかけると、「今日はいつもと違う盛り上がり方してますね」と嬉しそうに返していただいたのが印象的でした。嬉しかったな~

月海まお

次の日にワンマン公演を控えていたからというのもあり(僕の友達にRAYのオタクが多いというのもあるが)、【NOCAPMATE Vol.01】のお客さんの半分くらいはRAYがお目当てだったんじゃないかなと思います。
RAYのお客さんは音楽に詳しいかどうかは置いといて、「本当に音楽が好きな人」が多いなと以前から思っていました。僕自身も「音楽が本当に好き!」と自信を持って言えます。だからこんな企画を始めたんです。
僕がそんな自信を携えて呼んだAOGUROやTAMIW、KVGGLVにIDといった「他界隈」のアーティスト達を観て歓声を上げ、ハンズアップし、この企画にリスペクトを送ってくれたこと。本当に感謝しています。「良いものは良い」という姿勢をレスポンスという最高の形で表現してくれてありがとうございました。おかげで僕は自分の感性、皆さんの音楽への愛情をより深く信じることができました。

紬実詩

RAYは今後もたくさん面白いことをしでかしてくれると思っています。
もし関西で面白いことをするとなったときに、僕が、【NOCAPMATE】がその力になりたいと強く感じています。
愛海ちゃんが1ヶ月の活動休止を発表しましたが、それも「5人で」進み続けることを全員が迷わず選択したためだと感じています。それだけの絆が今のRAYにはあるという確信があります。

3/14にRAYが東京で面白いイベントをやるっぽいので軽率に遊びに行きます。IDとも東京で遊びます。
これからも【NOCAPMATE】を含めた「面白い遊び」を皆と作っていけたらいいな、とこの記事を書きながら強く思ったのでした。


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