円満@国際バカロレアDP取得中inフィジー

日本の高校在学中に、海外での国際バカロレア取得を決意した娘と、その娘と母子留学を実現す…

円満@国際バカロレアDP取得中inフィジー

日本の高校在学中に、海外での国際バカロレア取得を決意した娘と、その娘と母子留学を実現すべくフィジーに転職をした母(たまに出現予定)による備忘録。現在留学1年半。国際バカロレア取得までの奮闘記と大学受験の挑戦を綴る予定。

最近の記事

フィジーのインターでの科目選択

       http://www.kaigaikyoiku.jp/purpose/ib/より引用 国際バカロレアでは、『第一言語(母国語)』『第二言語(外国語)』『社会科学』『自然科学』『数学』『芸術』の各グループから、一つずつ自分の受講したいものを選択する(芸術をやりたくない場合は他分野からもう1科目選択可)。 しかし、学校によっては専門講師不在のために選択肢に入らない科目も多数存在する。今後、世界のインターで国際バカロレアを取得しようと思っている方には、そのインタ

    • インターにおける日本人の立ち位置

      アブダビとフィジーにおいて、日本人が数名しか存在しないマイノリティーであるインターに身を置いたことで、私は自分自身の潜在的なアイデンティティに度々直面した。同時に、周囲からのニーズとのギャップで苦悶することとなった。 インターナショナルスクールでの個性とはまず国籍であり、その国籍に応じて求められる立ち位置がある。フィジー校への転校当初、私は日本人として、裏方やフォロワーとして活動を強いられることが多かった。 露骨な差別というわけではないため、受け入れてしまいがちだった私。

      • International School Nadiについて

        ここで簡単に、私が今在籍している学校について紹介しよう。 https://isn.school.fj/ 全校生徒は幼稚園から高校を含めて300人弱、という極めて小規模の学校である。各学年1クラスのみ、私の学年の生徒数は10数名である。 そこには基本的にローカルの生徒はおらず、通っているのは大抵がオーストラリア人・ニュージーランド人。または、元々グローバルかつ裕福な家庭で産まれた、あ

        • 私の転校履歴3:MYPの一年と私の変化

            (istimes.netから上記引用:http://istimes.net/articles/667) 日本で高校1年の二学期末まで在籍し、年が明けて2018年の元旦の便で私はフィジーへ発った。フィジーの教育制度では年度初めが1月スタート。私は国際バカロレア課程に挑戦すると決めていたため、日本の高校1年にあたるYr.11(つまりMYPの最終年度)に編入することとした。 渡航後初年度をMYPの最後の1年に充てられたことが、結果的に自分の助走期間と重なり最高のタイミン

        フィジーのインターでの科目選択

          私の転校履歴2:日本の中高一貫校

          熾烈な受験勉強の甲斐あって無事第一志望の中高一貫校に合格し、中学校の三年間と高校一年の冬までをここで生活した。念願の、制服と校則の存在しない、男女共学のこじんまりした学校であった。 1.『日本人』の教育水準をクリアするための勉強 2.英語力を生かした学校での活躍 3.学校での活動を通して見つけた将来の目標 1.『日本人』の教育水準をクリアするための勉強 入学直後はまず、周囲のレベルの高さに圧倒された。この学校は他校に例を見ないほど奨学金制度が充実していたため、一般的に

          私の転校履歴2:日本の中高一貫校

          私の転校履歴1:4つの小学校に在籍

          これまでの転校履歴が現在の私の決断に至るのに、多大な影響を与えたことは否めない。小学校からの転校履歴を振り返ることで、各校でどのような自分が形成されたか、簡単にご説明したい。 まずは小学校。高校までエスカレーターで進学できる私立幼稚園に、お受験を経て入学したにも関わらず、その後は公立小学校へ入学。その後4校を転々とすることになる。 1. 藤沢市立の公立小学校→アブダビ日本人学校 2. アブダビのアメリカ系インター 3. 横浜市立の公立小学校 1.藤沢の公立小学校→アブダ

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          国際バカロレアが私にマッチした理由

          国際バカロレア(以下、IB)における学習カリキュラムは、生徒に、勉強しやすい内的環境を提供することから始まる。そして、自分にとってIBが非常にマッチした理由は以下の二点であった。 1. 「ゼロからのスタート」 2. 各自で設定できる、科目別「レベル設定」 1. 「ゼロからのスタート」 IB生は理科・数学・文学などの各分野から1科目ずつを選択し、計6科目を二年間にわたって修学する。 なお、科目選択の際に各教科の難易度を決めるのは生徒自身。6科目のうち半分はHL(高難易度)

          国際バカロレアが私にマッチした理由

          私がフィジーでIBに挑戦している理由

          初めまして。フィジーのインターナショナルスクール (International School Nadi) Yr.12に在籍している円満です。 この学校に転校してちょうど1年半、現在は国際バカロレア(IB)の取得に向けて挑戦中の毎日。 今後、こちらのnoteでは、私がフィジーに留学した経緯、なかでも敢えて国際バカロレア認定校を選んで留学した理由、そして日々の挑戦と困難などについて説明していく所存です。 ++++++++++++++++++ 1.もともと帰国子女だった私

          私がフィジーでIBに挑戦している理由