誠実に生きるとは〜売れない手品師〜

小6道徳の授業参観

道徳の教科書〜概要〜
売れない手品師が街で泣いている男の子のために手品を見せてあげる。男の子は元気を取り戻し「また明日!」と約束をする。その晩、友人から「大劇場の出演予定者が手術をすることになった。明日の舞台に穴が空いてしまう、お前に代役を頼みたい。今からこちらに向かえば明日の舞台に間に合う。すぐ来てくれ」
憧れの大劇場に立つチャンス。だが売れない手品師は「明日は大事な約束があるからそっちには行けない」と断る。翌日、男の子の前で手品を見せる手品師。

先生よりーー
問1.友人の「いい話」を聞きながら手品師は何を思っていたでしょう?
問2.手品師はどうしてたった1人のお客さまの前で手品をすることに決めたのでしょう?

穿った保護者目線

まず思ったのはその男の子が必ず明日も来てくれるか分からない。必ず遅刻したりドタキャンが当たり前の人間を目の当たりにしていると相手に期待するのは非常にハイリスクであると認識する。まずは男の子、ちゃんと手品見に来てえらい。

児童たちの意見

自分なら大劇場を選ぶとか男の子の方が先に約束したから男の子を優先するなど、よくある分かりやすい意見が多い中、1人の男子児童が「まずはその子の家に行って明日は大劇場行くから会えない、と断りを入れる」と意見していてえらかった。すごく賢い

本当の誠実さとは

大劇場の誘いを断り、男の子を選んだ心は誠実であったであろうか?自己犠牲で悦に浸ってはいなかったであろうか?後悔していないだろうか?大劇場への誘いを断りながら友人への誠実さは果たせたであろうか?
約束を果たすことだけが誠実なのだろうか?

誠実さを示すためなら誰かや何かに偏りがあっても許されるのだろうか?

週一でトチ狂ったゼミに参加していると授業参観でも余計なことばかり考えてしまって全然健康になれない

私なら男の子と一緒に大劇場へ行く

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