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アンガー・マネジメント

最近職場で頭にくること、ありましたか?

私も若い頃は、しょっちゅう怒ってばかりいました。
仕事だけに限らず。
でもたまに思い出しては、恥ずかしさのあまり、シャンプーしながらドラえもんに出てくるオシシ仮面のように「グエーッ」と断末魔の叫びをあげたりしています。飼い猫が心配そうに覗きに来ますね。

今では、あまり怒ったり、いらいらしたりすることはほとんどなくなりました。
それは、腹を立てたあとに、しばらくしてからそれがちょっとした誤解や行き違いだったり、いらつきを覚えたその人の良い面を知る機会があったりしたことが何度かあって、それからというもの、「怒るにしてももうちょっと慎重に、ゆっくり怒ってみよう」と思ったからでした。
あと、有効だったのが、「鏡で自分の顔を見ること」でした。

もしも、あなたが職場で「フンガー!!」と頭にくることが起こったら、ボクシングのレフェリーになった気分で「オーケー、オーケー」と自分に言いながら、いったんトイレに退避しましょう。
そして自分の顔を洗面所の鏡にうつしてみてください。
どんな顔をしているか、ちょっと楽しみに見てみてください。
ちなみに私の場合は鼻の穴が二倍に膨らんでいて、それ以来怒るのを控えると心に決めました。獅子頭みたいでした。

怒りは時間をかけて悲しみや失望に変わることもあります。
「そんなこともあるか」と自分で自分をねぎらってやって、これもまた経験だ、と思うことにしています。なかなか難しいときもありますが。
そんなときは、腹を立てている自分を傍から見ているイメージで、どんな様子なのか観察しています。
「めちゃくちゃ、引きずってるわ」とか「このヒト、ああいうの1番嫌いだもんねぇ、昔から」とか一人で言ってるうちに、だんだんどうでもよくなってきます。たぶん、それまで「自分のモノ」として捉えていた怒りや腹立ちが「このヒトのもの」というふうに少しずつ離れていくのでしょう。

ここまで読んでくださった方に心からの感謝を捧げます。
ありがとうございました。
それではまた。













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