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やっぱり愛か

前回の記事の続きを書こうとしています。
この記事から読んでくださった方に、前回のあらすじを。
「なにもないのはマイナスではありません」
これです。
しかしながら、マイナスになるかもしれないことへの計り知れない不安が
私たちについてまわるわけですね。

私が「新生活」をテーマに選んだ理由は、この言葉に含まれているポジティブさに、自分はどれくらいの明るさなら、目を開けていられるだろう?、脅威とならずにすむだろう?、と考えたからでした。
そして、この記事を読んでくださる方がもしいると仮定した場合、「新生活」という言葉を見聞きするだけで、心臓がバクバクと音を立てる方が、ひょっとしたら、いらっしゃるかもしれない。

「新生活」は、新しいノートの1ページめから始まるとは限らない。
数年間分の負の感情を持ったまま、自動的に春を迎えただけ。
マイナスになるかもどころじゃないんだよ。なってるんだよ。

そんな方におすすめしたいのは、昼間に一人で外でぼーっとすることです。
ふざけてはいません。
ふざけるな、と言われる前に先に言いました。

生きることのむずかしさは、考えれば考えるほど難易度が上がっていくような気がします。
自分なりにがんばって工夫をこらしてみたり、もっと人間関係がスムーズにいくように、自分を見つめ直してみたり。
善かれと思って努力してきたことが、かえって自分を苦しめていることに気づいたとき、虚無感に襲われ、泣きたくなります。
泣きたくなるのと、泣くのとは違うんだとそのときに気づきましたよ。

体の力を抜いて、ベンチにでも腰掛けてぼーっとしてみてください。
やってみるとわかります。
これが、むずかしいんですよ。
そんなふうにエネルギーが枯れてしまうまで、なにかに耐えてきた方に
この文章が届けば、これ以上幸せなことはありません。
ありがとうございました。









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