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わけもなくはないけれど会社へ行きたくないとき

そそくさと乗り込んだエレベーターが1階へ到着した瞬間、
「ああ!」と思わず声が出ていました。
外は雲ひとつない晴天。今日の降水確率は0%。文句なしの快晴。
私の手には長い雨傘。
なんということでしょう。
でもまだアパートの敷地内。すぐに部屋に戻って置いてくればいいだけのこと。
なんでもないこと。
だけど私は知っています。こういう日は職場でもぼんやりしてポンコツなことをする可能性が高いことを。経験は本当に宝ですね。

職場ではできる限り気を張っておられる方がほとんどではないかと思います。他人と一定の時間を過ごすわけですから、やはり緊張もします。
「休日の午後は、もはや半分出勤日」という言葉もあります。私がこの前作りました。

ポイントは「わけもなく」というところですね。
いや、ないわけではないんですよね。あるのはある。
でも、声をあげて改善を訴えるほどでもない、というかそんなつもりは今のところはまだない。こんな「消極的主張」は、時間の経過とともに
いつのまにか心の重しになっていくことがあります。

新生活を送っておられる皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
お元気ですか?身体の調子はどうですか?

「元気か?なんて聞かれても、わかんないよ」と思われた方。
おそらく、職場や仕事に集中するためにほとんどのエネルギーを使って毎日を乗り切っておられるのではないでしょうか。
それは、けっして当たり前なことではありません。けっこうすごいことなんです。
社会人として、大人として、といった意識をもって仕事をしたり、職場の一員としての義務を果たすことはすばらしいことだと思います。
でも、たまには「ポンコツ・デー」を作ってみるのはどうでしょう?
「会社、なんとなく行きたくないなぁ」という自分の気持ち、否定しないであげてください。それは自分が知らず知らずのうちにがんばっていた一つの証拠だと思います。
ネガティブな気持ちを消そうとして、がんばるとますます嫌悪感が強くなることがあります。なぜなら結果的に自分を責めてしまっているから。
会社に行きたくないと感じる自由、ありますよ。

晴れた日に雨傘を持っていて、近所のおじさんに「コラー!!なにやってるんだ!」と怒られたり、「きみ、ちょっと持ち物見せてもらえる?」と職務質問されたりするわけはないので、そのまま会社へ行きました。(大丈夫でした)




















#仕事のコツ

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