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私の履歴書⑥

 こんにちは、エマです😊
 いまだ続いていた不倫。

 旦那は私と別れて彼女と一緒になるんだと、誇らしげに言いました。
 さらに、旦那は慰謝料は払うつもりはない、両親経由でいい弁護士つけてもらうし、その頃住んでたのはもちろん旦那名義の家だから、お前は出て行けと。子供はこっちがみると。
 「お前を殺人犯にしたくないから、彼女や俺を刺さないでくれよ?」
 みたいなこともヘラヘラしながら言っていました。まだ愛され未練を持たれてるとでも思っていたのでしょう。

 もう、人としておかしいし、理屈も何もかも全部異常でした。もう恋愛に入れ込んで熱暴走しておかしくなっていたんだと思います。私が想像していた以上に最悪な男でした。

 それと対照的に、私はどんどん冷静になっていきました。これまでの違和感、旦那への不信、旦那の言葉や行動を一つ一つ第三者的な視線で見つめて判断できるようになっていきました。旦那の異常さや物事の本質をみることになり、そこで初めて私は、私が悪いのではない、そしてこのような人間とは離れた方がいい、とはっきりわかったのです。

 でもさらに追い打ちがかかりました。毎晩「ここは俺の家だから」としっかり帰ってきて、何故か私を求めるのです。

 ほんと、理解不能。
 何故か仕事の合間を縫ってこまめに送られてくるメールは、私のことはまだ好きだとか、でも相手も好きだとか、どうしたらいいかわからないとか、送信される度にコロコロ変わります。
 旦那の恋愛感情など、もはやどうでもいいことだったのですが、仕事の手が空くたびにメールが送られてくる。
 夜帰ってきて不機嫌そうにしていて、でも抱こうとする。私はもう完全にシャットアウトしていましたが、力ずくでやろうとする。

 毎晩ストレスフルな眠れない夜が続きました。

 それも、ちょうど私自身の資格試験で、勉強に集中したい時に。

 この頃私はもう本気で旦那と別れようと思っていて、そのためにも手に職を付けて経済的に自立するために、旦那とのストレスフルな日常に耐えて、資格の勉強を黙々とやり続けていました。
 それをわざわざ邪魔するように旦那がストレスを与えてきます。

 ほんとうに私の精神はどん底になりました。

 そして、資格試験の結果が。

 合格。

 唯一の光でした。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊
 どん底の時期、でも私がようやく私を取り戻し始めた時だったことも確かです。ここから、やっと希望が見えてきます。

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