アクセサリーは"気合い"

コロナ明け出勤の最近。
まだまだダルさ残る日々ですが、
こんな日々は、メイクをしっかりしてビシッとジャケットを着て秋っぽコーデでいく!
その時により一層気合いが入るのはアクセサリー。今日はアクセサリーについて私の思い出を語ってみます♪


最近お気に入りのラピスラズリのピアス。大崎のクリエイターズマーケットで3000円くらい。
ペンダントは、いつか母がくれたお下がり。

オシャレに一番関心のあった独身時代

独身時代、いつも会う4人の友達がいてどこかに遊びに行く時は、オシャレをして集まるじゃないですか。そんな時私は、アクセサリーについてはとても面倒くさがりでした。

洋服のコーデ自体はお金もある程度かけてて自分的には完璧。むしろ何も足したくない……みたいな心境だったけど、ある友達が「いーたけちゃんオシャレ!」と言うと、ある友達は「いや、私は認めない。なんにもジャラジャラつけてないじゃん」と。その時は(ジャラジャラつけるなんて悪趣味ね)と思って聞き流してたけど、何故か心に残っていました。

デザイン事務所の社長の感性

また違うある時、私が銀座のデザイン事務所で働いていた時のことです。
カタログの表紙に使う写真を、レンタルサイトの何百枚もの中から、エッジの効いた一枚を探し出すという仕事がありました。
レアな医療関係のテーマでなかなか見つからない中、最終的にこれなら加工すれば使えるかもしれない!と思った割と地味な写真が2枚。どちらも外国の女性モデルの作業風景が写っていました。

うちの社長は、全体の構図が良いAに決定すると確信していましたが、彼が選んだのは、なんかイマイチな構図のB。そしてその理由を聞いてびっくり。
Bは女性モデルの耳に「よーく見ると」というレベルで小さなピアスがありました。社長はそれを指差して、こっちの女性の方がこのディテールによってちょっとオシャレぽく見えると。
たしかに。そこに注目してみると別の世界が見える……。問題だった構図はトリミング(写真の不用部分を切り取ること)によって違う印象に変わりました。

身体的は理由はつけない理由じゃない

イヤリングはわたしの若い頃はあまりオシャレなものは少ないように思ってました。すぐ落としちゃうし。ピアスは耳たぶが厚いので穴を開けたら膿みそう…とも思いました。
第一、アクセサリーはつけると窮屈!
耳が痛くなってくるし肩は凝るし。肌が金属に強いとも思えない。
実は私は40歳の誕生日にピアスを開けました。こんなに年齢を重ねてピアスをする意味あるの?自分でそうも思ったんだけど。ところが、してみるとどんどんオシャレの幅も自分のイメージも広がるんですよね。

たったひとつの小さなディテールから拡がるイメージ

例えば小さな紋章のついた金属の1ピースから、ヨーロッパの街全体がグワ〜〜ッ!とイメージされるように。ディテールによっては随分と出会う人のイメージを引き出すこともあります。
そんな風に自分の印象を気合いを入れて作る。

自分のために。その日出会う人の…… 、すれ違う人のイメージを想起させる為に。ディテイルを香らせていく。気がついてもらえなくても!

ディテイルにまで自分を表現するってこと

値段は関係ない。気に入ったものを身につける。
そういうのって、誰かは見ているものですよね。以前、大きな会社に居た時、遠くの部署の方とすれ違い様に「前に履いてた金色の靴はどこで買ったの?」と聞かれたことがあり、背筋がシャキッとしました。
見られてるんだな〜と。

アクセサリーでなくても、靴紐とかくるみボタンに付け替えるとか…
そういうことが「その日の自分を創る」ってことなんですよね。

アクセサリーは気合い!
めんどくさがりな自分に喝を入れて笑
今日もフレッシュな自分になりましょ♪

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