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日々綴り - essay -

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#郷土料理

「あの味」が遠ざかる

予測も想像もできなかったことが次々と起き、さまざまなことを思ったり考えたりする年始めです。 どうしたって動揺してしまいますが、できるだけ日常を。 noteのこの場所では、目の前のどうってことないささやかなできごとを書き留めたいなぁと思います。 1月3日といえば そう今日わが家は「こづゆの日」。 故郷の郷土料理、わたしにとっての思い出の味を記憶を頼りに作る恒例の日です。 心配されたダークサイド堕ちは回避し、 (こづゆのダークサイドとは↓) なんとかそれっぽくはできた!

推定「あの味」こづゆ

新年を迎えて3日目、今年もせっせとこづゆを作る。 0時を軽く回っていたから正確にいえば4日だけれど、わたしの生活サイクル的にはギリ3日にこづゆが完成した。 こづゆ、は、故郷の郷土料理。 あまり料理が得意ではなかった母がお正月には必ず作っていて、どんなに急かそうと必ず3日だったものだから妙なところを受け継いでいる。 なぜに急かすか? 答えはいたって単純。好きだったからだ。 おいしいんだよ、こづゆ。 だから、こづゆの作り方だけは覚えておきたくて滅多にしないお手伝いをした