好きなイラストレーターを見つける

以前、イラストを描きたいからと、イラストレーターの友人にレクチャーをお願いしたことがあった。

「まず、好きなイラストレーターを3人見つけよ」

と最初のアドバイス。その時に思いついたのはひとりだったけど、時を経て3人見つかった！

（１）ジャン＝ジャック・サンペ

最初に思いついたのがこの人。イラスト集も持っている。
↓この本が大好き。

マルセランとルネ

私は読んだことがないんだけど、プチ・ニコラが有名。

Bonjour! プチ・ニコラ (プチ・ニコラシリーズ1)

躍動感のあるしぐさ、なめらかな体の線、省略された線なんかが好き。

（２）クエンティン・ブレイク

Pinterestでいろいろ見ていて「かわいい！」と思った人。本は持っていないけど、明るくてかわいくて、線のアナログな感じがすごくいい。

Welcome to the official website of Sir Quentin Blake | Quentin Blake

スプロケットおばさんのポケット (クエンティン・ブレイクの絵本)

（３）トーベ・ヤンソン

ご存じムーミンの作家さん。

美術手帖11月号増刊 トーベ・ヤンソン

これもやっぱり、省略された線とか、描きこまれた風景とか、滑らかな線のカーブとかがとても好き。原画を見てすごく好きだと思った。

（４）番外編：レイモン・ペイネ

先日、ペイネのヴィンテージマガジン広告（1950年ごろ雑誌に載っていた広告を切り取って額装したもの）を買ったので、よりいいなと思い始めた。

ペイネ 愛の本

まとめると

見てわかるけれども、線画で手描きっぽくて、西欧あたりの雰囲気。顔はさほど描きこまず単純化されている。身体まで描かれていて、風景の占める割合が多い。特にサンペは、絵本ですら人を小さく描き、風景が描きこまれている。

みんな肩がなで肩（というか肩がない）のだ。私もそうやって描いてみよう。

練習あるのみ。