見出し画像

鬼滅の刃は2期の前にマンガで完結しておくことをおすすめする6つの理由

劇場版 鬼滅の刃 無限列車編は、歴代興行収入を更新し、
鬼殺隊炎柱 煉獄杏寿郎は、2021年2月8日現在『371憶の男』である。 

私はこれまで、マンガにもアニメにも全く触れない一般的な40代だったのだが、アニメ鬼滅の刃の圧倒的なクオリティに感動し、
今日現在、無限列車に4回も乗り込むという熱狂ぶりである。 

そして、マンガで完結まで読んでから臨んだ、4回目の乗車で一番泣いた。あり得ないくらい泣いた。
別に嫌なことがあったわけではない。 

この人気からして、アニメ2期(無限列車の続き)は制作されるはずだが、今のところまだ制作決定の発表はされていない。
だいたい、製作決定を発表してから半年から9ヶ月で放送と言われているので、仮に今日、制作決定の発表がされても、アニメで観られるのは秋以降となる。

 アニメ鬼滅の刃は本当に素晴らしい。待ち遠しい。
しかし、私は、あえてマンガで完結しておくことを強くおすすめしたい。 

1.図らずも刺さってしまうネタバレという名の凶器。

YouTubeを筆頭に、そこいら中にネタバレがあふれかえっている。
私はアニメ版のガチ勢だったので、死に物狂いで避けていた。
猗窩座との闘いで奥義煉獄を繰り出す直前の煉獄杏寿郎のごとく、
満身創痍で日々YouTubeのおすすめ動画機能と闘っていた。

がしかし、サムネイルで負傷。
「え、そんな…それ以上言わないでくだせぇ…言わ…ないでく」
チーン。
あっけなかった。

もうほんと、これはしょうがないんだけど、
望まない不意のネタバレって、本当、心が折れる…。

  2.柱や鬼たちの考察動画がものすごく面白い。

よく調べたなぁって感心するほど詳しい考察動画がたくさんある。
煉獄さんが柱になる前、柱になってすぐの解説もある。

無限列車編で、魘夢(えんむ)が炭治郎たちに見せた幸せな幻。
なぜ、煉獄さんだけは、あんなに寂しい夢だったのか。
腑に落ちて、泣けた。
4回目の煉獄兄弟のシーンで、えづいた。

柱最強ランキングも面白い。 

3.柱の中でも、煉獄さんがいかに強いかがわかる。

物語が完結に近づくにつれて、煉獄さんの強さが証明されていく。
もちろん、互角に戦った猗窩座が強かったから、という単純な結論ではない。
猗窩座はあくまで上弦の参、TOP3だ。
猗窩座より強い上弦が、まだ2人いる。
これが覆るわけではない。

それでも、煉獄さんの強さは証明される。
これを知ってから再び猗窩座との戦闘シーンを見ると鳥肌が立つ。 

4.鬼たちの過去が悲しすぎて、感情 VS 感情のボルテージが上がっていく。

鬼たちは、みな、元々は人間である。
残酷な鬼になってしまったのは、人間時代の悲しい背景がある。
思わず同情してしまうような、辛い辛い過去。
猗窩座の過去は、特にしんどい。
それを知ってから再び煉獄さんとの戦闘シーンを見ると鳥肌が立つ。

 5.時代設定が整理される。

何百年も生き続けているラスボス鬼舞辻。
その執念深さ、その鬼畜ぶり、あんた一体、何があったのさ…と思う。
お館様との接点は?

 鬼舞辻の因縁を知るためには、かなり時代をさかのぼらなければならない。それに、メインイベント上弦の壱「黒死牟(こくしぼう)」や、
この物語の核を握る「継国縁壱(つぎくによりいち)」、
煉獄父や、ある現役の柱との関係・・・。

ものすごく面白いが、若干ややこしい。
ちなみに、私は、マンガで2回読んでやっとつかんだ。

これを知ってアニメ2期を迎えれば、感動は何倍になるだろうかと思う。 

6.深く、長く幸せにひたれる。

 アニメ2期を待って感動するのも、もちろんいいと思う。
どうなるんだどうなるんだと、毎週ドキドキを味わえるだろう。
けど、その楽しみは、ずいぶん先になりそうだ。

2期でどこまで映像化するのかわからないけれど、
2クールやったとしても、とうてい完結までは持っていけない。
おそらく、アニメ版の完結までは、数年がかりだろう。
途中、劇場版がもう一回くらいありそうだし…。

 マンガで完結しておくと、アニメや映画でもっと感動すると思う。
それに、感動した気持ちは、しばらく続くだろうし、柱たちのセリフも重く、深く味わえるのではないかと思う。
劇場版で観たい場面はどこ? っていう考察も楽しめる。

 単純に、今日から楽しいことが増える。それが一番かな。