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どれだけオンラインが普及しても、リアルの気持ちよさに勝るものはなし。

※有料記事ですが、全文無料で読めます。
最後に少しだけ、購入者特典があります。

このnoteを読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。
小児はりマガジン「かなでる」も、ついに12記事めとなりました。最後はちょっと変則的だけど、このマガジンを創っていく半年間の中でわたしが感じたことを皆様にお伝えできたらな、と思います。お役立ち記事じゃなくてごめんなさい🤤

思えば、小児はりに興味がある鍼灸師さんや学生さんに読んでいただけるよう、小児はりの記事だけを集めたマガジンをつくろう!と思い立ったのが、今年6月。

わたしの唐突な思い付きにも関わらず、声をかけたら快く執筆を引き受けてくださった、田中先生、さきちゃん、よねちゃん。

そして、小児はりオープンチャットで、「だれかひとり、今から小児はりを始めてみたい!という方、おられませんか?この半年間をリアルドキュメンタリーにさせてください!」と呼びかけたら、勇気を出して手を挙げてくれた、ことねちゃん。

皆様、本当にありがとうございます。
(他にも多数、立候補いただいた皆様もありがとうございましたあああ)

そして、ゲストとして執筆してくださった、建部先生、STのゆみこさん、保育士のしほみさん、あやこ先生、ゆうべ先生、マウイのゆみこさんにも、たくさんと愛と感謝を送りたい。

皆様のおかげで、小児はりマガジン「かなでる」は、本当に素敵な記事であふれているし、何度も読み返したいものでいっぱい。小児はりの臨床で、少し困ったとき、だれかの道しるべになれるような、そんな雑誌になれたらいいなと思います。末永く愛してほしい。

小児はり学会学術集会の合間に神戸牛食べたやつ🤤

今回の企画は、わたしひとりでは達成しえなかったし、改めて、同じ志を持った仲間の心強さとありがたさを感じた半年間でした。ひとりではむずかしいことも、だれかといっしょなら可能になることもあるし、できることがもっと増えたりする。

わたしは、小児はりのことが大好きで、全国の悩める親子のために、小児はりがもっと普及してほしいと思っています。そのために、小児はりに興味がある、けどいろいろな事情で実際にまだ施術には至っていない、という方々は、少しでも勇気がでるように動けたらいいなって思っているのです。

このマガジン企画も、その活動の一環のつもりでした。一方的な発信だけど、知りたいことが書いてある、情報がまとまっている、というところに価値があると思っています。

マガジン執筆の合間にも、月に一度、地域交流ZOOMというのをやって、全国の小児はり鍼灸師さんたちと少人数で会話をする機会をもちました。そこで、みなさんが臨床でどんなことに困っているのか?という問題を少しでも明らかにしようとしたんですね。

そこで得た結論はこれ。
ひとりで行動できる人は、ごく少数である、ということでした。

みんなやっぱりね、行動するまでが不安みたい。「やればええだけやで」ってマッチョに言ったらそれまでなんだけど、もちろんそれはご本人たちもわかってはいるんだけど、でもなかなか難しいんだって🤤そうよね~。

何度も聞いた言葉は、こういうの↓↓

「小児はり、興味はあるんですけど、まだできてません」
「やりたいとは思ってるんですけど、なかなか……」
「セミナーは受けましたが、自信がありません」

たくさん勉強しているはずの、まじめな鍼灸師さんが、どうして小児はりだけはなかなか最初の一歩を踏み出せないのか?って考えたらやっぱり理由は

こわいから

だと思ってます。いろいろ不安なんですよね。

だれだってそう。こわいと、なにもできなくなります。そしてその怖さは、ひとりひとり違うところにあるから、じっくり聞かないと、言葉がうわすべりになってしまう。こうやったらできますよ~っていう全体向けの言葉じゃなくて、あなたの状況で、あなたが小児はりをするためには、どうしたらいいか?ってことを、伝える必要があるのかなって。

それって個別コンサルとかになるんだろうけど、あいにくわたしはコンサルはできないので、まぁそれはだれかに任せるとして……

こわさをなくすには、どうしたらいいのか?
のところを、もっとじっくり考えてみたら、やっぱりポジティブな動機付けがいちばんいいんじゃないかなって思うんですよ。

それは、たとえば「自分の小児はり施術は、超うまいし気持ちいいから、もっとたくさんのお子さんに受けてほしい!」みたいな感情。

え、なかなかそう思える施術者はおらんって?
いやそんなことないんじゃないかな。

できるかな、だいじょうぶかな、じぶんの施術で効くんだろうか……
っていう不安やこわさを、
めちゃくちゃ気持ちいいし、もんのすごく効くから、ぜひ受けてみて!!
に変える。そしたら自然と自分の技をまわりにアピールできるようになると思う。

いや、その自信、どっからくるねん。と思います?

いろんなやり方があるとは思うけれど、一つはやっぱり自分の「刺さない鍼の治療精度をあげてみる」を目指すのがかっこいいんじゃないかと!

えみすけ自作のてい鍼(銅)


みなさんは、めちゃくちゃ気持ちがいい「刺さないはり」の施術を受けたことがありますか?(わたしはあります😊)

この人の手、すごく「さわってほしいところ」に当たるな~とか
そのストローク、ずっと続けてほしいな、とか
どんどん身体の中がめぐってくる不思議な感覚とか
なかなか言語化がむずかしいけれど、確実に「効いてる!」って思う体験でした。

こういうのを実際に自分の経験として取り込んでいる人は、刺さないはりの効果に自信をもてるし、自分もその「きもちよさ」に近づけると思っています。

こどもだって、なにかを学ぶときは必ず「見本」があります。見本は、個別の手技というよりかは、「あ、それすき」とか「えーー不思議。なんで??」っていう感覚のことだと思うんです。この、【気持ちよさの原体験】みたいなものの引き出しを、もっと増やしたい。

知識でつながるコミュニティのその先にあるものは、体験でつながるコミュニティだと思っています。リアルで会って、ふれて、「気持ちいい」をたくさんやる。

そしたら、こんな気持ちいいことを人にもやらないなんてもったいない、って思う。で、だれかにやってあげたら、「それ気持ちいいから、もっとやって」ってお願いされる。
そしたらもう、小児はり、自然とやりたくなりませんかね。どうだ?!

小児の治療も、もしかしたら高齢者の治療も、刺さないはりを用いて行う施術はどれも「心地よさ」を重視するのだと思っています。どうして効くの?とか、どこのツボに治療するの?とか、そういうのはいったん置いておいて、まずは純粋に「きもちいいいいいい」を感じること、をできるといいですよね。

もっともっとみんなが、自分の小児はりに自信がもてるように。
自分の行う小児はり施術が好きになれるように。
小児はりってほんとに気持ちいいんだよ!をたくさん伝えられるように。

今後、小児はりオープンチャットでも、どんどん「体験」のコンテンツが増えたらなあと思っています。

せっかく地域で分かれてるんだから、地域ごとに「施術体験会」をするとか。みんなが集まって施術しあいっこしてもいいし、だれか、施術の上手な人を招いてもいいと思う。

まずは自分が気持ちよくなること、気持ちいいの引き出しを増やすこと、こうやって触れられたらいいかんじだな、の体験を積むこと。そこからやっと、自分の施術も気持ちよくやりたいなーになるし、気持ちいいよ!のフィードバックがたくさん得られたら、小児にだってやれると思う。

わたしは大阪なので、ためしに関西メンバーでちょっと集まって、小児はり体験会やってみてもいいかもですね!

こういう企画、わたしだけじゃなくて、オプチャにいるみんなも、自由に構想してみてほしいと思う。こんなんあったらたのしそう、とか、これやってみたいねんけどだれか協力してくれ!とか。みんなの「やりたい」
を叶えることができたら、小児はりオープンチャットはもっともっと良いコミュニティになるんだと思います✨

そのために、もっとオプチャの雰囲気を良くしたり、発言しにくい・やりづらい~みたいなご意見があったら、いつでもわたしにおしえてください🤤

マガジンは、この12月号で終わりになりますが、ほんとに素敵な記事ばかりだから、興味あるやつはぜひぜひ単体でも読んでみてくださいね。


ここからは、おはなし会のご案内です。

小児はりマガジン「かなでる」の執筆者さん、購入者さんたち限定のお話会をやろうと思っています。「かなでる」の感想シェア会や、執筆裏話、個人的にもっとこれ聞きたい!みたいなのができたらうれしいな。

わたしも、半年間やってきたことの効果測定をしたいし、正直な感想が聞きたいんです。購入者限定メンバーで、ゆるゆるお話しませんか🤤

ぶっちゃけ、誰がどれだけ売れたん??とかも、ぶっこもうと思います(わたしも知らんねんなーw)

この記事をご購入いただくと、参加のためのコミュニティにご案内いたします。まずはのんびり、テキストベースで交流しましょう。

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