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ヤレる身体

先月、娘がコロナになった。

同居しているわたしは、「娘が発熱した」という知らせを聞いて、すぐさま、その後の鍼灸施術のご予約をキャンセルしていただいた。翌日、見事に陽性判定をもらってからは、自分も数日後に発症するかもしれない、という事態を想定して、少し長めにお休みをとった。なんと13日間。仕事というものを舐めてるんですか?て怒られてもいいやつw

最初こそ、娘の治療だ看護だとやっていたが、数日間で寛解したし、幸いなことに自分は発症しなかったので、残りの期間はものすごく遊んでいた。人生で初めてこんなに仕事休んだんちゃうか?!てぐらいの夏休み。

で、それまでの自分は、このnoteにも書いたけど、毎日お灸をする習慣があった。

お灸をすると、動きやすくなる。
体が快適になる。そんなことを実感していた。

だけどさすがに自宅療養期間は、外に出るわけでもない。
がんばれることも少ない。せいぜいロマサガ2の2周目をクリアするぐらいや。(もっと他にあるやろ)

お灸もあと半分ぐらいしかないし、もしなくなったらわざわざ注文するのもめんどくさいなぁ。と思って、結論を出した。

この期間は別にお灸せんでもええか!

7月後半は、ちょっとオンラインの仕事もしたり、全快した子どもたちを連れてプールに遊びに行ったり、なんやかんやとしてたけど、

「まぁ明日も休みやし」

という最強のメンタルだったので、やりたい放題であった。

そして一昨日、ひっさしぶりの出勤。

ありがたいことに予約は満杯で、9時から18時までみっちりだった。
その合間に一度家に帰って、子どもたちにお昼ご飯を与え、午前中にあった話を聞き、宿題の進み具合をチェックして、届いた相談やコミュニティ運営の返信対応などをして、仕事にもどった。

ほんで、夕方に確信した。

しんどい😇

これはしんどい。こんなん毎日やっとったんか。まじか。
7月後半との落差やばすぎるて、てなった。

ほんであともう一個しんどくなる原因があった。
生理が遅れていることである。(妊娠ちゃうで)

女性の場合、生理って、体調やメンタルがばっちりだと、そんなに遅れない。周期的にくる。でも、なんかちょっと足りないとか、モヤモヤしているものがあると、生理が遅れるのだ。

「くるならはよこいや!」てなるのが生理前のメンタル。
ちょっとしたことでイラッとするし、落ち込みやすくもなるし、「生理前」っていう期間が一日でも短くなればいいのになーって願ってる女性にとって、「生理が遅れる=生理前がのびる」になるので、ただの地獄やんけ、となる。

生理さえ始まってしまえば、全然乗り切れるのに……!というかんじ。
なんせ生理前は頑張れないのだ。

自宅療養の間は、身体や気持ちはほんとに疲れていなかったけど、それでも生理が遅れる要因は、なんとなくわかった気がした。冷房やと思う。

27℃に設定するとなんか嫌な匂いになるので(去年ちゃんとクリーニングしたんやけどな)、26℃にしてる。まぁまぁ寒い。でもなんとか空気を攪拌しながらしのいでいる。

自宅療養中はそれこそ外に出ず、クーラーをつけっぱなしの部屋にいたので、ひょっとしてそれで血のめぐりが悪くなったのでは・・・と推察した。

なので、昨日からまたお灸を開始した。すぐやめて、すぐ始めるわたし。
ちょっとでもはよ生理きてほしい願いを込めてる。

夜、朝、夜、とお灸をすると、いい感じの眠気がやってきて、「あ、これもうすぐ生理くるわ」ていう感覚がもどってきた。こういう時はたくさん寝るに限る。ってことで早寝したら、翌朝、無事に生理がきたのであった。めでたしめでたし。


お灸すごいなー、て思うし、ほんでやっぱり、「やろう!」と思ったときに「やれない身体」って不便やなと感じた。

やるかどうかはわからないけど、準備だけはしておく……
こうして備えておくと、いざ!ってなったときにすぐ動ける。
この感覚って、めちゃくちゃ大事。

備えがない状態だと、「やりますよ」ってなってから、「あ、わかりました。ほなちょっとそういうモードに変えていきますね。えーっと……」みたいにモタモタしてて、瞬発力がない。そうこうしてる間に、ベストのタイミングも過ぎてしまったりする。

一瞬1秒のタイミングを争う、スポーツなんかを経験してきている人には、「機会損失」がどれだけの痛手か、イメージしやすいと思う。あそこであのパスをこうできていたら……!みたいな悔しさって、そこまでまったく同じ危機感じゃなくとも、たぶん大なり小なり、日常生活でもあるのだ。

コンディショニング。すべてはこの言葉で説明がつく。
自分の状態を、なるべくベストに近い状態で、そこまでいくのは難しくとも、よりベターな状態に、保っておくこと。これができる人は、養生上手だよね。

最近、とても嬉しいことがあった。

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