なぜトレックアメリカに参加したのかーアメリカ旅③ー
少し前の記事でも書きましたが2010年10月、トレックアメリカ(※)というツアーに参加し3週間かけてアメリカを旅しました。今回は、なぜ旅に出ようと思ったのか書いていきます。(※トレックアメリカの概要については2つ前の記事をご参照ください)
大学の就活のイベントでの出会い
最初のきっかけはあるイベントに参加したことでした。2009年、旅に出る約1年前、当時私は茨城県の水戸にある大学の3年生でした。10月頃、大学の構内で就活のイベントがあり、ゲストスピーカーのひとりに「加賀屋克美さん」という方がいました。
加賀屋さんはディズニーランドにものすごく詳しい方で、とにかく、この人の話が面白かった記憶だけ残っています。あまりにも強烈な印象だったから、家に帰ってから加賀屋さんの名前をネットで検索しました。(後から振り返ると、家に帰ってからのこの行動がひとつ大事だったように思います)
ネット上で加賀屋さんの記事などが出てきたのはもちろんなのですが、加賀屋さんとつながりのある、全く別の人のホームページにたどり着きました。この別の人に出逢ったことが私がアメリカを旅する直接のきっかけとなりました。
地球探検隊、中村隊長との出逢い
たどり着いたのは、当時、通称 ”地球探検隊” という旅会社を経営されていた中村隊長(中村伸一さん)のホームページ・ブログでした。気になって色々見ていると、中村隊長自身が旅の話を語るという「地球探検隊を知る夕べ」というようなイベントがあることを知りました。
隊長(旅に参加した隊員からは隊長と呼ばれています)の会社は新宿にあったのですが、直感的に行くべきだと感じて、茨城からわざわざ聴きに行きました。加賀屋さんの話を聴いてから1ヶ月か2か月後のことでした。
結果的にこの選択がアメリカの旅へと繋がっていました。当時の私には、社会に出て働き出す前、大学生の内に海外を旅したいという想いが強くありました。隊長がトレックアメリカに参加した自身や隊員の体験談などを魅力的に語っている姿を見ていて、自分も参加したいと強く思いました。
何に惹かれたのか
どうして話を聴いただけで旅に出たいと思ったのか。
・隊長の話がメチャクチャ面白かったこと
・もともと旅に出たいという想いが強くあったこと
・冒険の旅になりそうで自身の成長のため直感で行くべきだと感じたこと
・なぜかグランドキャニオンに強く惹かれていたこと
だいたいこんな理由です。大学に入った頃からバイトしていて、1ヶ月くらい海外を旅できるお金は貯めていたので、資金面での問題は特にありませんでした。あとはタイミングと、どこに行ってどんな旅をするのかということだけ。
漠然と大学4年になったら旅をしたいと思っていたところに、地球探検隊の取り扱うトレックアメリカというツアーがぴったりはまったという感じです。
個人的に、自分の人生に起こる物事や出逢いには一定の必然性が存在していると思っています。”出逢うべくしてこのタイミングで出逢った”というような感じ。まさに、中村隊長のと出逢いは、そのひとつだったように強く思います。
結果的に私はその1年後、実際に3週間かけてアメリカの地を旅することになります。もし冒頭で書いた加賀谷さんや中村隊長に出逢っていなければ、私は少なくともトレックアメリカのツアーでアメリカに行くということはなかったはずです。(日本でトレックアメリカを大きく扱っていたのは地球探検隊のみ)
人生を変える出逢い
隊長と出逢ってからすでに10年以上経ちますが、隊長とは今も繋がっていて、つい先日もZoomでお話ししました。同じ本(人生で最高の1日 〜極上のハッピーに包まれる旅のストーリー88選〜)に載ったこともあるし、隊長の著書に写真を使っていただいたこともあります。
たったひとつの出逢いが、ある人の人生を大きく動かすことがある。トレックアメリカに参加するまでの経緯は、まさにそれを実体験として経験したエピソードでした。
思い切って、ちょっとした行動(茨城から新宿まで旅の話を聴きに行くという選択)を選択したことで、私の人生は大きく変わりました。どこにどんなきっかけがあるかは分からないので、直感で行くべきだと感じたところや、会うべきだと感じた人には会いに行きたいと思います。
以上、今回は、トレックアメリカに参加するきっかけの話でした。最後までお読みいただきありがとうございました!
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