2021/12/25 クリスマス

メリークリスマス。

メリークリスマス↓

メリークリスマス↑

どれでもいいのだけど。


sheeplore Studio Live Film2021 という映像が公開されました。

ミックスマスタリングはいつもsheeploreの音周りをやってくれているソマリの刀根君。
映像はModern Time's StepのMVの監督もやってくれたSone君。
企画自体もほぼほぼSone君が提案してくれて、僕は一発録りなんて絶対無理だよ!!って叫び回って暴れて逃げてたんだけど、結局はいざわくんに捕まって挑んだのだけどとてもいい作品に仕上がったと思ってる。みんなありがとう。

やってる曲についてなのですが、半分くらいはネットで初公開の曲達ですね。それが何を意味しているのかはここでは語りませんが。ライブサポートの有島コレスケも参加してくれてます。
実はスタジオライブ映像って5年位前にも公開してたんだけど、随分パワーアップしたし、なんだか別の人間みたいになってますね。実際に別の人間になってしまったのかもしれないですね。

続いてリリースの話ですが、EMILU SPECTRUM SEEKERからRitual Ulsuという曲がサブスクでリリースされましたー。私のソロ活動なのですが、極力曲に意味を持ち込まないっていうコンセプトでやってる(曲名は思想バチバチだね)ので曲についての解説的なものは何もないのですが、ライブで毎度やってる曲だよ。


そしてこちらも


こっちはUndo Moaっていう一回しかライブしてないけどクッキー君とやってるユニットから
Wheel of Peopleって曲(曲名は思想だね)もリリースしました。この曲はループで聞ける事をテーマにして作った曲なので無限リピートで瞑想のお供にどうぞ。


さてさて。いよいよ今年も終わりの空気が漂ってきて、私はこの空気がとても好き。


先週ここ(https://note.com/emirusheep/n/n73610c686c54)でも報告をした通り、新作が完成したのですがその発表が2022/01/01に決まったようです。2022年の幕開けと共に私達の新シーズンといったところでしょうね。

今週もまた新作についての話をしたいのですが、もちろん発表前なので多くは話せない。
作品を創り始めるに当たって考えた事などを話してみようと思う。
前作Moon Poetryでは"本能"をテーマにした作品で耽美的なものを意識して作っていったのだけど今回はその美しさを壊していくっていうのがポイントになってて、美しさによって縛られたものを否定するっていうのがまず向き合った事だったと思う。後述するけど憑依的やり方で作品を創っていたのだけど、それによってブーストさせる事もできたのだけど、それによって抑圧された自分の部分があって、出来上がった作品と自分の差みたいなもの。できた作品を否定するわけじゃないんだけど、ほんの微差に現れる違和感みたいなものを汲み取ろうとした時に、既存の"美しさ"のフォーマットである事がとても自分自身にとって邪魔であるなって思った。なんだかんだ美しさを求めて何か作品を集めていくとみんな同じもの読んでるんだよね。その作品が実際に素晴らしいからではあるのだけど、"一つの正しいものに群がっていく"、"それを知っているのが美しい"という感覚に時間を置けば置くほど自分に対する気持ちに違和感を感じてしまって、でもその打開策は見つからないまま保留になって。で先週話したところに繋がるんだけど、音への意識集中をしていく中で(これはとてもラッキーな出来事だったのだけど)音楽だけではなくそういう作品作りへの意識の部分を再発見したというか。これも遠回りになってしまう話なのだろうけど、最近芸人の方と話す機会があって、その彼は漫才よりもコントを作るのが好きって話を聞いた時に、その違いについて考えた。いっても僕はお笑いに詳しいわけでもなんでもないから以下は僕の中での納得なので異論は何でも好きにして欲しいのだけど
コントは設定をキャラクターを作り演じていく、漫才は自分自身そのものがそこに立っているって思ったの。でそう考えると今までの作品作りっていうのは設定とキャラクターを作り上げていってて、美しさにぶつかった時に、より"自分自身でありたい"と思ったわけ。つまり私はこれから漫才をするわけです。って言ったらいざわにそれは流石に誤解をうまない?って言われたわけだけど。
そんなこんなで2021年一番良かった作品は?とみんなが今年の映画を思い返し上げている中で私は頭の中でサウスパークのシーズン20....としか出てこない体になってしまった。


やーだめだ。サウスパークと新作の繋がりを話したところで誤解しか生まれない!!誤解しか生まれない事が最近多すぎる!私が私らしく禅の洞窟に潜って歩みを進めるほどに、世間にはサウスパーク!しか言えなくなるし、誤解しか生まれなくなってしまうんだ! ちくしょうめ!
Junk Headはよかった!今年最高の一品だった気がする!あとはKiller Smileもよかった!世の中には素晴らしい作品があるのだけど、今ぐちゃぐちゃなゼリー状の物体にまで成り下がってしまった自分が今もう一度一つの個体として形を形成する中で、自分にとって無意味なものは不純物にしかならない。そして結果としては私はカートマンに乗っ取られてしまった。

2021/01/01 新作が発表される。今ここで言えるヒントワードは"見上げる"ぐらいか。
みんな生活の中で見上げる機会はありましたか?数日前に流星群の夜、家の近くの空が開けた公園で星を眺めようと思ったけどあまりの寒さに10分も持たなかった。そういう空を見上げて月を見ましたかって話じゃなくて、"誰かに見下されるような機会はありませんでしたか?"

それでは良いお年を。

エミル


https://sheeplore.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?