適応障害で半年で新卒の仕事辞めたけど、2年後は結婚子育て充実した日々を過ごしてる。
2019年10月。
私は4月に新卒で入社した会社を辞めた。
原因は上司からのパワハラによる適応障害だ。
直属の上司は所謂「お局さん」で私や私以外のスタッフに無視や罵倒、自分の都合の悪い時、作業が立て込んで休憩時間に休憩ができないときなど、いきなりキレ出すような激ヤバサイコババアだった。
そのせいで、従業員がなかなか定着せず、私が入る前にも何人も入っては辞めていくような状態だった。中にはトイレに行くのが怖くて(怒られるのではないか)膀胱炎になった人もいたそうだ。
そんな劣悪な環境に配属されてしまい、本当にしんどかったけど、新卒ならとりあえず3年は続けなければ。何があってもまあ続けられるだろうと余裕こいていたので、本当にこんなことで辞めてしまう自分自身にショックだったし、周りからの目や、これから転職してちゃんと生きていけるのかすごく不安だった。
もちろん家族からは心配の電話や、どうしてもっと続けられないのか、頑張れるだろうという電話が何度も来た。
しかし、朝起きるたびに、会社が見えるたびに動悸がして涙が出るような状態だった。
自分の中で何度も傷ついて苦しんで葛藤して、それでも耐えられずわずか半年で辞めてしまった。
そして2021年5月。
私は1児の母になった。
会社を辞めた後、当時交際していた彼と結婚し、それに伴い東京に引っ越した。
新しい職場にも恵まれ、2020年2月に入籍し、10月に妊娠が分かった。
新卒の仕事を辞めた時は、「仕事もろくに続かないやつがこれからの人生上手くやっていけるわけがない。」などと思っていたが、案外上手くいっている。
今振り返ると、あの時の決断のおかげで可愛い我が子に会えたのではないか、そう思うとパワハラおばさんに感謝なのではないかと思えてくる。そしてずっと支えてくれた主人には本当に感謝してもしきれない。
人生って本当に予測不能だし、良くも悪くも捉え方次第なんだと思う。
そして、自分の身を守るためには逃げてもいいんじゃないかと思った。いくらでも挽回できる。
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