女王蜂『キュービー・ホラー・ショー』ライブレポ【2018年】
2018年2月某日、女王蜂のライブに行ってきました。
いつか生でライブを見てみたいと思っていて、たまたま公式サイトでおこなわれていたチケットの先行申し込みにエントリーしたら、幸運にも当選したのです。
※この記事は、過去に他のブログで公開していた記事を加筆・編集して掲載しています。
女王蜂とは
女王蜂は、神戸出身の4人組バンド。
2011年にメジャーデビューし、2021年には日本のロックの聖地、武道館でライブを成功させました。
女王蜂のメンバー
アヴちゃん(Vo)
やしちゃん(Bs)
ひばりくん(Gr)
女王蜂を好きになった大きなきっかけは、アヴちゃん
学生時代の同級生が女王蜂の結成初期に関わっていたそうで、彼がSNSで女王蜂の情報を発信しているのを見て、存在を知りました。
わたし自身ロックが好きなこともあって時折活動をチェックしていたところ、アルバム『奇麗』を聞いてから本格的にファンに。
特に近作はクラブミュージックのようなテンポのよい曲もあって聴きやすいのですが、ボーカルのアヴちゃんの表現力の豊かさに惹かれています。
例えば『奇麗』の中では、『ヴィーナス』のような激しめの(ロックバンドらしい)曲もあれば、ボーカルのアヴちゃんが男女二役を演じ分ける『売春』という曲もあり。
一曲ずつお芝居を見て(聞いて)いるような、満足感があります。
女王蜂の曲は各種サブスクリプション音楽配信サービスでも配信されていますし、YouTubeでも聞けるので、よければ聞いてみてください!
2018年2月2日(金) KYOTO MUSE公演に参戦
ライブハウスに行った経験があまりなく(片手で数えられる回数、Zeppに行った程度)、さらにライブの一人参戦が初めてという状態。
ライブハウスに入場する前はさすがにちょっと緊張…。
していましたが、入場したらテンションが上がって気にならなくなりました。
客層は若い(20代)方が多いですが、40代以上と思われる方もチラホラ。
ファン層の広さをうかがわせます。
アヴちゃんの表現力の高さに唸らせられる
わたしは特にボーカルのアヴちゃんに惹かれて女王蜂を聴くようになったので、アヴちゃんの話ばかりになってしまいますが…
女王蜂のボーカルのアヴちゃんは、歌の世界を表現する能力がとても高い人だと思います。
歌っている時のアヴちゃんは、
か弱い少年のような、自立した女性のような、攻撃的な男性のような…
歌声や表情など全身で歌の世界を表現していて、曲によって雰囲気がガラッと変わります。
あまりにも多面的。
勝手ながらアヴちゃんを見ていると、この人は何かを表現しつづけないと生きていけないのではないかと思ってしまいます。その危うさもまた彼女の魅力。
アヴちゃんは表現力や演技力の高い方だと思うので、映画『犬王』で声優をされると聞いた時は、妙に納得しました🤔
劇場アニメーション『犬王』
新旧織り交ぜたセットリスト
ライブでは、初期の曲から最近の曲まで幅広く聴けました。
女王蜂のライブに参戦するのは初めてだったので、色々聞けてありがたかったです🙏
個人的に好きな『失楽園』『DANCE DANCE DANCE』『売春』をしてくれたのが嬉しかったな。
あと『デスコ』の盛り上がりも生で見られて嬉しい!
女王蜂のライブでは、『デスコ』では観客がジュリ扇を持って踊るのだそう。
アヴちゃんが観客からジュリ扇を借りて踊るという、定番らしい(?)流れも見られました。
上記動画の4:00あたりからがその流れ。可愛らしい声から急に男の声になるところも好き。
女王蜂はもっと大きな存在になると感じたライブ
ライブを見ていると、京都MUSEというライブハウスが女王蜂のスケールに飲まれている感じがしました。
そのうち、こういったハコでライブをしていたことが懐かしくなる日が来そう。
女王蜂は今後もさらに進化していって、大きくなるのだろうなあ。
彼らにはそんなポテンシャルがあって、今まさに勢いに乗っているように(素人考えですが)感じました。
これからも彼・彼女らの曲を聴き続けていきたいですし、ライブにも行きたいです!
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