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151.ソウルコーチへの道 ep.25 サレンダーすること

ep25 2サレンダーすること

前に進む方法を教えてくれる人は、たくさんいる。

でも、休み方を教えてくれる人は、少ない。
休みながら進む方法を教えてくれる人は、さらに少ない。

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最近、まわりには、頑張っている人ばかりだ。
私も、けっこうやっていると思う。

前に進むためにどうすればいいか。目標を超えるためにどうすればいいか。
種類はちがっても、そんなことばかりやってきたから、どうすればいいかは、だいたいわかる。
計画を立てるのは好きで、コツコツやるのも好きだから、けっこうやれる。

コツは、ちょっとだけ無理することなのだろうと思っている。
少しずつ、少しずつ。
これまでの自分より、ほんの少し、挑戦する。

そのやりかたを教えてくれる人は、たくさんいる。
見本もある。
前に進む方法を教えてくれる人は、本当にたくさんいるのだ。

でも、休み方を教えてくれる人は、少ない。
休みながら進む方法を教えてくれる人は、さらに少ない。

工場だとしたら、稼働を止めることなく、一部のラインを少しずつメンテしていくような。
常に身体の10%くらいを、いつも新鮮で元気な細胞と交換しながら、循環していくような。
動き出しているものを止めることなく、動きながら癒えていくような。
そんな成長の仕方。

自分にとってのそれが何かは、自分にしかわからない。
見つけたい。今、へこたれた細胞が生き返るようなこと。
ずっと走り続けることはできないし、ずっと息継ぎなしに泳ぐことはできない。

走れば走るほど、空と大地から応援を受けるようなジョギングや、泳げば泳ぐほど、水と一体化していくような泳ぎ方や、やればやるほど、歓びが満ちていくようなセッションを、したいと感じている。

***

(サレンダーすること)

昨日、うけとったのがこのことだ。

ゆだねる。
ゆるめる。
そのすきまに、見えない応援の手が、さしのべられている。

ソウルコーチ養成コースの最終日、綜海さんは、受講生からの質問にどんどん答えてくれた。
答える中で、大切なことを、たくさん教えてくれた。

その中のひとつに、

「自分は大丈夫。自分でやれる。自分がやったって思っていると、宇宙からの恩恵を受けられない」

というような趣旨の言葉があった。

「全部、自分の力でやっていくというのはOK。でも、同時に、サレンダーすることが大事。”聖なる無力感”……どうしていいかわからない……という無防備さの中に、宇宙の愛とか、承認を受け取れる」

「神聖なものに手伝われながら生きていく」

というような言葉だったと思う。

聴いたとき、そのとおりだと思ったし、メモもしたし、講座のふりかえりのレポートにも書いた。
でも、実際は、わかっていなかった。

〈自分でやろうとしていた〉
〈自分がやらなければと思っていた〉

***

7月12日は、一粒万倍日と大明日の重なる吉日で、何かを始めたり、宣言するとよいと言われている日だった。
なので、何らかの意思表明をして、ソウルコーチのモニターセッションに協力してくださるかたを募りたいと思った。

でも、書けなかった。

書けなかったけど、ふと公式ライン「自分温泉かけ流し」を見ると、登録してくださっているかたから、モニターセッションの申込をしたというチャットが入っていた(!)

フェイスブックのメッセンジャーにも、ソウルコーチのセッションの問い合わせが入っていた(!)

(すごい)

やはり、吉日だと感じ、何か書こうと思うのに、書けないまま、夜のセッションの時間になった。

すると、モニターセッションを受けてくださったかたが、「知り合いに紹介するよ!」と言ってくださった(!)

(すごい)

特別な力が働いている日だと感じ、セッションが終わってから書こうとしたけれど書けなくて、でも、書けないまま終わってはダメだと思い、日付が変わるまでに、つぶやきでもいいから投稿しようと決めて、フェイスブックを開くと、飛び込んできたのは……

二週間ほど前にモニターセッションを受けてくださったかたが、タグ付けをして、感想とモニター募集のことを書いてくださった投稿だった。

私が自分のタイムラインで投稿するよりも、ずっと発信力や影響力のある大先輩だ。

(私が書くより、ずっとすごい)

このとき、綜海さんの声が聴こえてきた。

「神聖なものに手伝われながら生きていく」
「私というものを介して、宇宙が動いている。他人からの恩恵を受けとっていい」
「私は、宇宙を信頼します」

(このことなんだ)

と思った。

***

〈稼働を止めることなく、一部のラインを少しずつメンテしていくような〉
〈常に身体の10%くらいを、いつも新鮮で元気な細胞と交換しながら、循環していくような〉
〈動き出しているものを止めることなく、動きながら癒えていくような〉

そんな成長の仕方を見つけたいと思っていた。

〈走れば走るほど、空と大地から応援を受けるようなジョギングや、泳げば泳ぐほど、水と一体化していくような泳ぎ方や、やればやるほど、歓びが満ちていくようなセッション〉

自分にとっての方法は、自分にしかわからず、教えてくれる人はいないと思っていた。

でも、ちがった。
教えてくださっていた。

〈自分が〉という、かたくなな悲壮感でパンパンになっていた心と身体に、流れ込んできた声。
壮大なスケールで鳴り響くシンフォニーに包まれるような体感。

(サレンダーすること)
(神聖なものに手伝われながら生きていくということ)

それは、日本人が大切にしてきた、見えないものへの畏敬と、〈おかげさま〉の気持ちだ。

浜田えみな

ソウルコーチ認定のためのモニターセッションを募集しています。

モニターセッション募集11-2


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