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169.重陽の節句 ~くくりひめ~

EP.1重陽の節句

9月9日の節句に、「ほんとうのきもち」と手をつなぐ。
今、つなぎたい「ほんとうのきもち」とは?

そんな想いで、ひめ神カードを引くと、登場したのは、

「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」

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9月9日は、「重陽」の節句。
「陽」とは奇数のことで、9月は、最大の陽数である9が重なるので、「重陽」と呼ばれているそうだ。

また、旧暦の9月9日は、10月中旬にあたり、菊が美しく咲く時期のため、「菊の節句」とも言われているとのこと。

「99(くく)」
「菊」

……といえば、「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」

ひめ神カードでは、11番目のひめ神だ。
カードを見て、思い浮かんだのは、

「ほんとうの気持ち」

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11くくりひめ

菊理媛尊(くくりひめのみこと)は、日本書紀に一度だけ登場するひめ神だ。

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」と「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」は、国土を誕生させる「国生み」と、地上の司る神々を誕生させる「神生み」を命じられ、力を合わせて次々に生んでいくが、火の神を出産したときの大やけどで、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」は亡くなってしまう。

最愛の妻を忘れられず、「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」は、死の国である「黄泉の国」へ迎えに行くが、いいと言うまで入らないでという妻との約束が守れず、美しかった妻の変わり果てた姿を見て、逃げ出してしまう。

辱めを受けたことに激怒した「伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」を追いかけ、ついに黄泉の国の境界の黄泉平坂(黄泉比良坂)で、二人はすさまじい口論をする。

そのとき、登場して、仲裁をするのが「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」だと、日本書紀に書かれている。

【原文】是時、菊理媛神亦有白事。伊奘諾尊聞而善之、乃、散去矣。

【現代語訳】この時、菊理媛神が、また、申した事があった。伊奘諾尊は、聞き、「これ善し」として、去っていった。

「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」が伝えた言葉は「白」とのみ表されていて、その言葉の真意は、現代の私たちにはわからない。

ただ、今も、「告白」「白状」「自白」などの言葉があるので、「ほんとうの気持ち」「ほんとうのこと」を表しているのではないかと感じられる。

ということは。

古事記には登場せず、日本書紀に一行だけ登場する「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」は、「伊弉冉尊(いざなみのみこと)に、ほんとうの気持ち(……愛する気持ち、口論したくない気持ち、生きて一緒に国生みや神生みを続けて、歓びをわかちあいたい気持ち)を伝える「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」の御魂ではないだろうか。

「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」の「くくり」には、「〇〇をくくる」というように、物事をまとめ、結ぶという意味にも通じている。

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9月9日の節句に、「ほんとうのきもち」と手をつなぐ。
今、つなぎたい「ほんとうのきもち」とは?

そんな想いで、ひめ神カードを引くと、登場したのは、

「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」

4あめのうずめ

「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が天岩戸にお隠れになり、世界が闇に包まれたときに、夢中になって踊ることで、笑いの渦を起こし、世界に再び太陽の光を取り戻したひめ神だ。

好きなことを、夢中になってやることで、まわりを巻き込む渦が起こって、世界が変わる。

〈我を忘れるほど、夢中になること〉
〈その気持ちに気づくこと〉

「自分軸」という言葉が湧き起こってきた。
渦が起こるのは、自分の中心に軸があるから。
他人の軸ではなく。

まわりがどう思うか、まわりにどう思われるか、まわりが何を望んでいるかを軸にするのではなく、わたしがやりたいか、わたしがどう思っているか、わたしが何を望んでいるかを軸に、やってみてもいいのではないか?

ふりかえれば、これまで、やったことがない。
いつも、世間一般的なまわりの存在に、とらわれていた。

(「まわり」って誰?) 

誰の思い通りでもないことに、エネルギーを使い、誰の思い通りでもない結果に疲れていた。

(自分軸で踊ろう)

夢中になることで、世界が変わる。
中心軸があるから、渦が起こる。

私の中にいるひめ神が発動する。

「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」
「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」

ひめ神は、いつでも魂のままを生きている。

ひめ神カードのひめ神は、神話の世界に生きているのではなく、すべての人にある女性性の象徴とされている。

2年ほど前に、名前のことだま🄬の山下弘司先生から、ひめ神カードの講座を受講し、昨年の6月に再受講した。

その時に最初にやったのは、一枚引きだ。

その日いちにち、自分といっしょにいてくれるひめ神の訪れ。
毎日、どのひめ神が出てきてくれるのか楽しみだった。
メッセージを受け取り、通勤電車に乗り、一緒に行動する。

毎日、引いていると、ひめ神のエネルギーが、たしかに自分の中に沸き起こるのを体感するようになった。
魂と直結するような、12柱のひめ神のエネルギー。

それを自分の中に感じているうちに、魂に嘘がつけなくなっていた。

私が、ソウルコーチングに導かれたのは、毎日、ひめ神カードを引いていたからだと、思っている。

スピプロ10期の課題で、ひめ神カードのモニター募集をし、セッションをしたとき、モニターを受けてくださったかたが、ご自身の願いを口にされた時、その体感に驚き、

「魂が初めてしゃべった」

と言ってくださった。

赤ちゃんが初めて言葉をしゃべるように。
赤ちゃんが初めて立ち上るように。
赤ちゃんが初めて歩き出すように。
初めての場に、同席させていただける歓び。

どの人の中にも、その人のひめ神の姿があり、セッションを通じて、逢わせていただくうちに、私は、自分の中にいるひめ神に、逢いたくなった。

「魂の望みを生きる」とは、「12のひめ神たちと共に生きる」ことだと、今、わかった。

だから、「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」なのだ。

12のひめ神たちのエネルギーを結んで、その人ができあがっている。

カードを使いながら、ひめ神のエネルギーを受けとり、実践し、ご自身の中にある、ひめ神を体感する。

12のひめ神たちを結べたら、無敵。
自分の中にいるひめ神が発動していないなんて、もったいない。

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ほんとうの気持ちを教えてくれ、魂の望みを生きる体感。
その兆しを私に教えてくれたのが、ひめ神たちだ。

ひめ神カードで体験してみませんか?

モニター募集は、ソウルコーチ認定試験終了後、【公式ライン先行】で、ご案内します。
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