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90.ジャイアンリサイタル「あなたのことを私に書かせて」ep.7  ~奥野 幸子さん編~

幸子さん1

幸子さんに星を読んでもらうと、それまで自分が感じていた、
〈自分ではそういうつもりはないけれど、そうなってしまうことによる生きづらさのようなもの〉や、
〈変えたいのだけど変えられない、長所とも短所ともなりうる性分のようなもの〉
が、壮大な太陽系の中に位置する星と地球の角度によるものだとわかった。

自分という小さな存在が、太陽系の中の地球に置き換わり、宇宙に抱かれている感覚となったとき、すべてが〈祝福〉であると感じることができた。

むくむくと湧き起こり、翼を広げ、表現の世界へと私を駆り立ててやまない、ともすれば壮大な衝動は、好きだとか得意だからとか、そういうことではなく、魂の約束がもたらした、敬虔な祈りの中に抱かれている感覚となる。

ヘリオセンリックの星読みは、自分につながるご先祖さまの話を聴いているようだった。
すべてが自分に脈々と流れている。

受け取るしかないもの。
もう、受け取っているもの。

宇宙をあげて、惑星たちが演奏しているシンフォニーが、ようやく自分の中に鳴り響いてきたような感覚。
生れてくるときに宇宙と交わした約束。

あまりにも壮大すぎて、小さな人間関係の中では扱いづらいと感じるエネルギーにも、ちゃんと解決方法があって、絶妙の位置にある惑星の力を借りるとよいことを、幸子さんは、ていねいに伝えてくださった。

それはまるで、生れてくるときに持たせてもらっている、たくさんの楽器を鳴らして、奏でていく楽譜のように感じた。
(本文より)

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5年前に創ったフォト歌集『手のような雨』(浜田えみなのジャイアンリサイタル!)を、みなさんのジャイアンリサイタル(作品でもセッションでも特技でもなんでも!)と交歓して、その体験を文章にしたいという(新たな浜田えみなのジャイアンリサイタル!!)に、スピプロ10期で同期の奥野幸子さんが賛同してくださった。

幸子さんは、スピリチュアル・プロフェッショナル養成講座 第10期の最後の講座のブレイクアウトルームで、ワークをご一緒したことがあり、おだやかな雰囲気と声に、まず、ピンときた。次に、お話されている時の言葉の選び方に、誠実さと真心を感じて、このかたとお話してみたいと思った。

幸子さんの交歓セッションは、

〈ヘリオセントリックの星読み&タロットカードリーディング〉

タイムリーにも、やぎ座の新月から48時間以内の、1月14日だった。

***

幸子さん2

幸子さんは、ご自身の〈ぼや~ん〉とした声がイヤだとおっしゃっるのだが、その〈ぼや~ん〉とした中にある〈きっぱり〉した感じが、私にはたまらない魅力だ。

さっそく、私が生まれた時の太陽系の盤面を画面共有してくださった。
ヘリオセントリックの星読みは、「宇宙から見た魂の約束」なのだそうだ。
火星より外側にある星との関わりが、自分に影響を与えていることを教えていただいた。

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幸子さんに星を読んでもらうと、それまで自分が感じていた、
〈自分ではそういうつもりはないけれど、そうなってしまうことによる生きづらさのようなもの〉や、
〈変えたいのだけど変えられない、長所とも短所ともなりうる性分のようなもの〉
が、壮大な太陽系の中に位置する星と地球の角度によるものだとわかった。

自分という小さな存在が、太陽系の中の地球に置き換わり、宇宙に抱かれている感覚となったとき、すべてが〈祝福〉であると感じることができた。

むくむくと湧き起こり、翼を広げ、表現の世界へと私を駆り立ててやまない、ともすれば壮大な衝動は、好きだとか得意だからとか、そういうことではなく、魂の約束がもたらした、敬虔な祈りの中に抱かれている感覚となる。

また、常にアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような感覚も、星の影響を受けているからだと教えていただくと、「祝福」という言葉が浮かびあがってきて、感謝とともに共存していく気持ちが生まれてきた。

グラウンディングしたくなる。

そういう幻想的な空間にひたっている中、仕事やお金につながるかどうかという、現実的なことも、星のつながりの中でみてくださった。

ところが、言語化を司る惑星とのつながりが、私には全くないのだという。

幸子さんは不思議に思い、どこから私の文章表現のパッションが生まれているのかを、別の惑星とのつながりの中から見つけ出し、伝えてくださった。

それが、「創造」というキーワードだった。

その言葉を聴いた瞬間、内側から自分を突き動かす衝動が、何に由来しているのかを、体感できた。
宇宙との約束を受け取ったように。

ヘリオセントリックの星読みとは、なんて壮大なものなのだろう。

ほかにも、特徴的な星のつながりを教えてくださったが、どれもあてはまることが多すぎて、本当にびっくりした。

(そうだったんだ)

と思った。

求めるレベルが高く、ストイックなほど追求してしまうことも。
自分に厳しく他人にも厳しいことも。

ヘリオセンリックの星読みは、自分につながるご先祖さまの話を聴いているようだった。
すべてが自分に脈々と流れている。

受け取るしかないもの。
もう、受け取っているもの。

宇宙をあげて、惑星たちが演奏しているシンフォニーが、ようやく自分の中に鳴り響いてきたような感覚。
生れてくるときに交わした、宇宙との約束。

あまりにも壮大すぎて、小さな人間関係の中では扱いづらいと感じるエネルギーにも、ちゃんと解決方法があって、絶妙の位置にある星の力を借りるとよいことを、幸子さんは、ていねいに伝えてくださった。

生れてくるときに持たせてもらっている、たくさんの楽器を自分で鳴らして、奏でていけるようにしていただいた。

***

幸子さんは、外側からその人に影響を与えるヘリオセントリックと、内側から作用するジオセントリックの両方を、セッションの中でサポートしてくださった。

ジオ

何度も繰り返してくださったのは、「もう充分である」という言葉だった。
足りないから頑張るのではなく、持っているものを磨いていく。
もう充分であることに感謝し、あふれた歓びを循環させていく。

〈感謝と歓び〉

人の夢や目標、実現したいことを、変わって表現することで、読む人の背中を押すようなことができる。そう教えていただいた。

***

最後にタロットカードのリーディングをしてくださった。
スターチャイルトとムーンチャイルドのどちらのデッキにするかを訊かれて、どちらも素敵すぎて、自分では選べず、ひめ神カードを引いて決めた。

ひめ神カードは、日本神話に登場する12のひめ神たちで、幸子さんのセッションではなく、浜田えみなが愛用しているものだ。
決められないことがあるとき、言葉と決断のひめ神である「いちきしまひめ」と、もう一枚のひめ神で2枚引きをする。

このとき、「いちきしまひめ」を引くと「スターチャイルドタロットカード」、もう一枚のひめ神だと、「ムーンチャイルドタロットカード」というふうに決めた。

これは、日本神話で登場する「誓約」という神様の神意を受け取る方法に基づいている。
もう一枚のカードは、めくってみるまでわからないが、どちらのカードが出ても、このカードがその選択のサポートをしてくれるという、重要なカードだ。

引いたのは、「くくりひめ」だった。
くくりひめのメッセージは、真実の心。ほんとうの願いとは何かに気づかせてくれ、たくさんのことを結ぶ力。
くくりひめが出たので、「ムーンチャイルドタロットカード」で引いていただくことになった。

(さて、何を?)

OSHO禅タロットカードとの関係性について、リーディングしていただきたいと思った。

10年ほど前にイベントで10分程度の3枚引きをしてもらったのがきっかけで、どうしても、カードのことが気になり、購入したけれど、解説書が難しい。
カードのことを、もっと知りたくて、カードと仲良しになりたくて、講座を受講し、今も勉強会に参加している。

OSHO禅タロットカードが見せてくれるのは、潜在意識と顕在意識を表す氷山の、ちょうど境目のあたり。
水面下も、少しゆらゆらと視えているような部分を、カードを引くことによって、少し水の上に引き上げてくるようなものだと教えていただいた。

毎日のようにタロットを引き、わからなければ、カードに問い続け、対話に没頭した時もあったけれど、今は、ちがっていた。
カードを引いても、見えている部分だけでうまくまとめてしまい、そこから先に進もうとしていない自分を感じる。
自分のリアルに入っていないという感覚があった。

これを超えるべきなのか。
もう、禅タロットは、ちがうのか。

そんなことを考えていたので、カードに聞いていただいた。

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①禅タロットを選んだ理由、なぜ手にしたか。
【QUEEN OF CUP】(R)

②禅タロットの関係性
【TEMPERANCE】節制

③これからの禅タロットとの向き合い方
【DEATH】死神(R)

ためいきが出るほど、美しい絵柄で、思わず、禅タロットではなく、「ムーンチャイルドタロットカード」を手元に置きたいという、あこがれの気持ちが芽生えてしまう。

幸子さんの雰囲気ともとてもあっていて、見ているだけでひきこまれていく。
星読みの世界を体感したまま、さらなる宇宙の神秘と深淵にいざなわれ、知らず知らず前のめりになっていた。

カードが教えてくれたのは、まさに、禅タロットを私が選んだ理由だった。

〈カップが逆になり、あふれる感情がこぼれだしている。あふれる感情を表すため、表現しきれない部分を表現するために禅タロットを選ばれたのではないか〉

と、幸子さんの言葉で伝えていただいた時、ほんとうにそのとおりだと感じた。

残る2枚のカードが伝えてくれる、禅タロットカードとの関係性と、これからの向き合いかたも、歓びと感動に満ちたものだった。

① で逆を向いていたカップは、②では両手に掲げられ正位置になっていることを教えていただき、調和と統合により、内側の世界が外側に広がっていくビジョンを伝えてくださった。

最後のカードは、「死神」というもので、陰陽、生死、天地、火地風水などすべてが表されている。
逆位置なので、このまま、何も変えずに進んでいけば、良い方向へ進んでいくのではないかと言っていただき、幸子さんと、浮かび上がる美しいカードからの祝福が、いっぱいにひろがった。

幸子さんは、表現力が豊かではないことを、とても気にされていたけれど、たくさんのことを話すから素晴らしいのではなく、向き合っているかたの、どまんなかに届くような、ただ、ひとことがあれば、セッションの場はつながりあい、無尽蔵の循環が生まれると感じている。

たったひとことで、幸子さんは、私と宇宙をつなげてくださった。
それが、「創造」という世界観だ。

私も、そういうセッションがしたい。
そういう表現をしたい。
そういう創造がしたい。
言葉を乗り物にして、人を運びたい。

やぎ座の新月に、素晴らしいメッセージを届けてくださった幸子さん、ありがとうございます。

幸子さん1

浜田えみな

奥野幸子さんのブログです。


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