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367.名前むすび2 ~いつのまにか導かれている~

 「天職」は、「探すものではなく、気づけばそうなっているもの、いつのまにか導かれているもの」
 
名前のことだまは、自分のことを知るだけでなく、自分が相手のためにできることの「種」を、教えてくれます。
 
その種を育て、むすび、ひらいていくヒントをお伝えするのが、「名前むすび」です。
(本文より)
 
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「名前のことだまのおはなし会(グループ)」と、「十年運気」の個人セッションを体験してくださったかたのご紹介で、「名前むすび」(7回継続セッション)を始めている青木晶子(しょうこ)さんの2回目のテーマは、「幸せポイントを知る」です。
 
「名前むすび」は、古代数詞による和の叡智「ひふみの道(ひらく、ふやす、みたす、よろこび、いきがい、むすぶ、なる、やる、こめる、とじる)」のメソッドによって、使命を実現する7ステップです。「名前のことだま®」の山下弘司先生によるものです。

名前の音に秘められた「三つの使命」を発揮するために、まず大切にすること。
それが、「幸せポイント」です。
 
名前の音は、ブレンドした香の成分に似ていると感じています。
まず、最初に鼻腔に届くトップノート、しばらくしてから薫ってくるミドルノート、最後に残っているベースノート。
 
名前の一番目の音。二番目の音。三番目の音も同じです。
出逢った瞬間、すぐに、華やかに、相手に作用する、一番目の音。
少し仲良くなると、作用してくる二番目の音。
ずっと一緒にいると、作用してくる三番目の音。
 
これとともに、自分に対して作用する順番を、山下弘司先生は、「花土実」と名付けています。
使命の種を育て、花を咲かせるために大切にする順番です。
花が咲くためには、土が栄養たっぷりで豊かであることが必要。
だから、幸せポイントは、名前の二番目の音なんです。
 
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許可をいただいていますので、セッションの内容を、少しご紹介します。
 
しょうこさんの二番目の音は「う」
すべての「う列」の音のエネルギーの元である母音のはたらきです。
 
やまとことば一音一音の意味と働きは、山下弘司先生とひすいこたろうさんの共著「名前セラピー」や、先生のコラムや、協会HPのメルマガで全公開されています。
基本のはたらきは変わりませんが、ことだまは、時代や環境によって、それを使う人が必要とするものに進化していきます。
 
セッションをしていると、いままで出逢ったことのない、ことだまの「花」を教えてもらうことができるので、幸せを感じます。
 
「う」の代表的なエネルギーは、
 
「入ってくるものを素直に(そのまま)受け取って、熟成して、しかるべきタイミングで生み出していく」
 
という、鵜飼の鵜に見られるはたらきです。
素直に丸ごと受容し、ベストなタイミングで出す、または手放します。
 
このときに大切なのが、「受け取る器としての自分の在り方」だと感じます。
そして、インプットとアウトプットのバランス。
 
さらに、「あ~お」の母音の中央に位置する「う」は、見えない世界(あ・い次元)と見える世界(え・お次元)を「繋ぐ」という力があります。
 
これは、「う列」の音を持つ人たちに共通する強みです。
(母音は、名前むすびの3回目で、詳しくお話します)
 
しょうこさんには、あらためて「う」のことだまの持つキーワードをお伝えし、しょうこさんが幸せを感じる時間や、すごしかた、場所などについて、ご自身のこれまでの人生をふりかえって、シェアしていただきました。
 
すると……
音楽講師としてのお仕事においても、年初から外側へ発信しはじめた「イヤーコーニング」のセッションについても、「う」のことだまの持つ力が関わっていることを、強く、深く感じたのです。
 
「天職」は、「探すものではなく、気づけばそうなっているもの、いつのまにか導かれているもの」だと、山下先生から教えていただいたことを思い出します。
 
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しょうこさんのお話の中で、心に残ったことを記します。
 
音楽講師として、充実した日々を送るしょうこさんは、30代のころ、仕事が忙しく、オーバーワーク気味で、アウトプット(教える)ばかりで、インプット(ご自身がスキルを磨く時間や、演奏会に行く時間など)ができず、枯渇していくのを感じていたそうです。
 
それを救ったのが、ジャズなどのライブに行くこと。
クラシックのコンサートは開始時間が早く、仕事をしていては行くことができませんが、ライブハウスの開演時間は遅めなので、仕事を切りあげて行くことができ、これまでと違うジャンルの演奏にふれることは、しょうこさんにとって、音楽を楽しむ豊かさと、新たな歓びをもたらしてくれたと、話してくださいました。
 
また、イヤーコーニングのセッションを受け、スランプだったピアノの演奏において、新たな創造の力が発揮されたことを実感したことがきっかけとなり、イヤーコーニングのセッションを続けて受けるようになり、ご自身でも認定セラピストの学びを修得されたしょうこさんですが、好きな演奏を聴きながら、リラックスして、「コーンを巻いている時間」が、幸せを感じる時間だそうです。
 
耳、そして身体で感じる演奏の音と波動。ハートに届いたバイブレーションが、指先を通して、コーンを巻く作業に繋がる……。
 
しょうこさんのお話を聴いて、その空間に流れる、美しいインプットとアウトプットの循環を感じました。
 
しょうこさんの巻くコーンには、音楽の神様が宿っているかもしれませんね。
 
また、師匠の近藤真澄さんから、
 
「イヤーコーニングは、見えない世界と受けてくださっている人を繋ぐものです」
 
と教えていただいたそうです。
 
「私たちは、ただ、無の状態となって、火の番人となりながら、火を燃やし続けるのです」
 
と、話してくださるしょうこさんの言葉に、
 
「見えない世界(あ・い次元)」と、「受けてくださっている人(見える世界)(え・お次元)
」を繋ぐ「う次元(しょうこさん)」の繋がりを見ます。
 
「う列」のことだまをお持ちのかたは、持っていないかたよりも、自然にそれをサポートする力があるのだと思います。
 
しょうこさんのように、「母音」をお持ちの場合はなおさらだと感じます。
 
幸せを感じる場所は、「自然の中」だそうです。
緑豊かな公園や、森林公園のようなところ。
 
植物は、光、風、雨といった天からの恵みを受け、光合成をして、大地に根を張り、茎や幹を伸ばし、葉を茂らせ、花を咲かせ、実をつけ、大地に還すという大いなる循環の中にあります。
 
その呼吸とリズムの中に身を置くことで、浄化され、滞っていた流れが整い、癒されていく姿が浮かびます。
 
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「名前むすび」の2回目では、「夢」と「使命」についてのお話をします。
 
そのことに関連して、しょうこさんの「夢」について伺ったとき、このようなお話をしてくださいました。
 
ピアノの先生になりたいという夢を叶えたしょうこさんは、「仕事以外の部分で自分を出せていない」という気づきと、葛藤があったそうです。
そんなしょうこさんが、イヤーコーニングのセッションを受けて、変わっていきます。
 
「イヤーコーニングに出逢えて、全部丸ごと本来の自分に戻っていった」
「イヤーコーニングで、本来の自分を取り戻して生きていきたい」
 
しょうこさんにとっての、イヤーコーニングの体験です。
 
イヤーコーニングの作用は、その方に その時に必要な心身の変化が起きるので、どのようなことが起きるかは、人によって違うそうです。
 
「誰から受けるか」によっても、違うのだろうと、ことだま師の視点から想像します。
「ま」「す」「み」というお名前にも、「う列」の音があります。
 
「す」は、「素」
邪気を祓い、「素(ほんとうの自分)」になっていく力です。
 
やまとことばに秘められた音の力を知ると、そのかたから受ける影響について、想像することができます。
 
(何を求めてその方に導かれたのか)
(どのような力を自分から引き出してくれるのか)
 
同様に、しょうこさんにご縁のあるかたは、しょうこさんのことだまの力を必要としていると、想像することができます。
 
しょうこさんは、生徒さんから、どのような演奏を引き出すのか。
イヤーコーニングのセッションで、どのような変容を引き出すのか。
 
名前のことだまは、自分のことを知るだけでなく、自分が相手のためにできることの「種」を、教えてくれます。
その種を育て、むすび、ひらいていくヒントをお伝えするのが、「名前むすび」です。

しょうこさんのお名前に響いている音を、7回のセッションで聴いていきます。
 
次回は、「ひふみの道」の「み」
「みたす……強みを結ぶ・自分の強み、課題を知る」

母音のお話です。
 
浜田えみな
 
名前むすび1 ~使命を具現化する器~
https://note.com/emina21/n/n46e5b35d7a36
 
 
名前むすびについて(7セッションの概要と、過去の名前むすびセッションのレポートを掲載)
 
https://ameblo.jp/emina21/entry-12783362643.html
 
 





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