177.LAS式ソウルコーチへの道 ep.39 内なる力 ~ドアのメタファー~
十年近く前、クラニオセイクラルセラピーを学んでいたときに教えていただいた、ドアのメタファー。
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少しだけ開いたドアがある。
それが、クライアントの状態だとしたら、外からの力で開けることはできる。
でも、他者が開けたドアは、閉まるしかない。
真の治療とは、ドアが自ら開いていく力を与えること。
時間もかかる。効果も見えにくい。
でも、たとえ一ミリずつでも、自分の力で開いたドアは、それ以上閉まることはない。
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初めて聴いたときから感銘を受け、それ以来、いつも心にある。
だけど、想像の世界だった。
LAS式ソウルコーチ認定のためのモニターセッションで、初めて、リアルに体験した。
とてもゆっくりと、でも、たしかに、内側から開いていくドアの力。
ご自身で開いたその位置からは、決して後戻りしない、力強さ。
(十年前に、学長が話してくださったのは、このことなんだ)
と、体感できた。
6月24日から9月17日まで、3ヶ月、私のLAS式ソウルコーチへの道を伴走してくださったMさん。
許可をいただいたので、モニターをしてくださったMさんの感想を転記しながら、書いてみる。
【第1回目(6月24日)の感想より抜粋】
~ グラウンディングで自分の本質と繋がり、落ち着いたところで、
一歩踏み出せない私が、なぜ踏み出せないのかを丁寧に紐解いてもらい、さらにその先の、どのように進めていくと良いかを具体的に導いてもらい、未来への道筋が開けた気がしました。
やりたいことも好きなことも明確になり、次は最大の難関「行動する」ことですが、えみなさんのコーチングで前向きに頑張れそうです。~
しりごみしていた気持ちが、少しずつほどけ、表情がぐんぐん晴れやかになり、ご自身で「行動する」ための宿題を、嬉々として決めてくださった。
→ 次の日にでも実行できそうな勢い
【第2回目(7月23日)の感想より抜粋】
~1ヶ月前から全然進んでなくて申し訳なかったのですが、えみなさんが「進んでないということはない」と言ってくださって嬉しかったです。
普段から考えているようで、案外一人では考えられていないことに気づきました。
えみなさんにコーチしてもらうことで、階段を一段ずつ登るように、自分の内側に入っていける感じがしました~
1回目のセッションの後、Mさんは、ご自身で決めた宿題が、(目に見える部分においては)、できていなかった。
その理由を、言葉にしていただきながら、障害や抵抗となっていると考えていらっしゃるものを、ていねいにひもとき、解決するためにできることを考えていただくと、Mさんの表情は、ぐんぐん晴れやかになり、再び、目標を定め、ご自身で具体的なプランを立て、継続のためのモチベーションが上がる方法なども、嬉しそうに決めてくださった。
→ その日の夜にでも、とりくみそうな勢い。
【第3回目(9月3日)の感想より抜粋】
~またまた何も進んでいない状態で心苦しかったのですが、えみなさんにあたたかく向かい入れていただき、安心の中でしっかり自分と向き合うことができてきました。
「本当は何がしたいのか」
基本中の基本が明確になっていない。明確になっていないから、やる気が出ない。
「本当にやりたいの?」
自分の本質に問う。
「やってもいいし、やらなくてもいい」
私はどう思っている?
少しずつ掘り下げながら、魂の声に耳を傾けます。
えみなさんの問いかけから気づきを得て、
「やっぱりやってみたい」という気持ちに辿り着くことができました。
そして、えみなさんの
「やりたいようにやっていい」
という言葉に勇気をもらえました~
~勇気と安心をもらい、少しずつではありますが、前へ進めていると感じています。
(亀の歩みですみません💦)
またまた進んでないのですが、私の中では確実に変わっているのを感じています。
ありがとうございます💕~
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前回のコーチングから、1ヶ月以上空いた3回目のコーチング。
Mさんは、ご自身で決めた宿題ができていない状況だった。
しないという選択をされているのだろう、と感じて、
(コーチングそのものが嫌になったり、負担に感じているのではないか?)
と思ったのだが、ぜんぜん、そんなことはなく、Mさんは、
・ニコニコとzoomミーティングに参加してくださり、
・宿題をしていないことも、行動できないことも、むしろ楽しそうに伝えてくださり、
・なんのわだかまりもなく、LAS式ソウルコーチングの時間を心待ちにしてくださっていて、
・何もやっていないご自身のことも、好きでいらっしゃることが、伝わってくる。
「ふり」ではない、ほんものの明るさ。底抜けの豊かさ。
一緒にいて、とても魅力を感じた。
(なんて、明るい人なんだろう)
ネガティブなエネルギーが全くない。
ふだんから、落ち込まないのだそうだ。
なにより、私には、最初にお会いしたときから、Mさんがご自身の魂の願いを生きていらっしゃる姿が、輝かしい姿がビジョンとなって見えている。
Mさんが「やる」ことは、もう決まっている。
(決まっている)
それなのに。
2ヶ月以上経って、3回のセッションを経て、目に見える状況が変わっていないのだから、
(コーチとして、どうなのだろう?)
(どのようにしたら、いいのだろう?)
と思うけれど、できることは一緒にいることだけなので、Mさんが、
「少しずつではありますが、前へ進めていると感じています」
「またまた進んでないのですが、私の中では確実に変わっているのを感じています」
と、伝えてくださって、ほんとうに嬉しかった。
そして、「ドアのメタファー」のことを、しみじみ思い出した。
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少しだけ開いたドアがある。
それが、クライアントの状態だとしたら、外からの力で開けることはできる。
でも、他者が開けたドアは、閉まるしかない。
真の治療とは、ドアが自ら開いていく力を与えること。
時間もかかる。効果も見えにくい。
でも、たとえ一ミリずつでも、自分の力で開いたドアは、それ以上閉まることはない。
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何も知らない人が見れば、目に見える状況は変わっていないかもしれない。
ところが、セッションで出逢うたびに、内面で「動いている」ことが感じられる。
セッションの場で、お話しながら、Mさんのスイッチが入れ直され、更新され、再起動していることがわかる。
ドアに近づいていらっしゃるのだ。
(コーチングの間隔が狭いほうがよいのかもしれない)。
(1ヶ月ごとではなく、2週間ごとのように)
というわけで、最後の4回目は、初めて、2週間後に行った。
最後のセッションの日。
Mさんのドアは、開いていなかった。
でも、見えない部分が、ずしずしと動く振動が、遠い地響きみたいに伝わってきた。
(ドアまでの距離が長い……)
と感じた。
ドアのすぐ前にいて、手をのばせば届くところにノブがある人。
すでに、ノブに手をかけている人。
そのようなかたは、すぐにドアを開けられるだろう。
でも、ドアまでの距離が長かったら?
ノブをまわして、ドアを開けるよりも、もっとずっと大きなエネルギーで、ドアまでの距離を進んでいる。
その道が見えた、
その歩みの振動が伝わってきた。
体感できた。
(ドアのメタファー)
継続セッションだから、このことが感じられた。
初回のセッションで終わっていたら、体感できなかった。
***
最後のコーチングで、Mさんからほとばしり出た叫びは、
・ぐだぐだ言ってて進んでいない、同じことばかり言っている。
・ブロックのせいにしていたけど、ブロックだろうが、ブレーキだろうが関係ない。
・やるか、超やるか。
・やらない選択はない。
Mさんご自身が、「もう、うんざりだ!」と思ったという、マグマの噴火のようなエネルギーの発露に、感銘を受けた。
(ブロックも、ブレーキも関係ない、動くしかない、やるしかない、という声)
(その声が、頭ではなく、身体の中から湧き出したこと)
これが、「体感によって、魂の望みを生きる」ソウルコーチの「神髄」だと感じた。
継続セッションの最終回で、この声を聴かせてくださった。
最後に、ご自身に対してのエールを考えていただいた。
いつでも、ご自身を応援するエール。
アファメーションは、初回にご自身で決めた言葉が全てだということで、同じものを、もう一度、声に出していただいた。
「全身からエネルギーが漲ってきました」
と、伝えてくださった。
Mさんの魂からの言葉は、私の魂をゆさぶる。
二択で何かを選ぼうとすることが、ブロックやブレーキになっていること。
選択することに時間を使わず、やるしかないこと。
「もっとやる! 超やる!」
そのことに気付くための3か月。
大事なことは、最初から決まっている。
魂はちゃんと知っている。
Mさんは、私のソウルコーチでいてくださったと、感じている。
Mさんの最後の感想を、全文掲載します。
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【4回目(9月17日)の感想】
えみなさん、ソウルコーチング モニター4回コースを受けさせていただき、ありがとうございました。
4回目にして目に見える結果は出せませんでしたが、目に見えないところの変化はとても大きいと感じています。
えみなさんはそれを見抜いてくださっていた気がします。
できないことを責めるのではなく、なぜできないのか、なぜ動けないのかの理由の深掘りをしてくださったり、「本当はやりたい」という私の気持ちを見据えた上で、現実的な未来(計画)を提案してくださることで、私の理想の未来へのプロセスを明確にして行ってくださいました。
特に、えみなさんのおっしゃっていた「ブロックを持ちながら進む」という言葉は、気づきとなり、さらに私の背中を押してくれました。
自分の本質と繋がり「今の私で進む」。
それでいいんだ、と自分を初めて許せた気がします。
えみなさんのソウルコーチングで、私の心の声を素直に引き出すことができました。
自分へのエールとアファメーションのちからも借りながら、スモールステップから始めたいと思います、
えみなさんにいつも見守ってもらってるような気がして、安心に包まれてる中でスタートできそうです。
本当にありがとうございました。
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浜田えみな
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