不完全で完璧な私たち

私たちは完璧な存在です。

だから、起こることも全て良い事。

辛い事や、思い通りにならない事が起こると、自分にそう言い聞かせて来た。

でもさぁ‥

そんなに上手くはいってないじゃん。

今日もね、やっちゃったの、夫と喧嘩。

私の中で違和感を感じていた事を口に出しちゃったの。

ひと言出たら、奥の奥に隠してあったものがボロボロと出てきた。

そしたら、烈火の如く起こり出した夫。

あーあ、言わなきゃ良かった！！

なんて思わないのが、風の時代の私。

さて、どうするか？？

「出て行け！！」

「もう出ていくわーーー」

と、飛び出して、考えた。

今まで、引っ掛かっていたあの事、この事はもう吐き出したからこれで終わり。

さて、今から私はどうしたいのか？

自分に問いかける。

今年の念頭に決めた事がある。

これからは夫とふたりで生きていく。全力でサポートする。夫の出来ないことで私が出来ることは私がやればいい。私の出来なくて夫が出来ることは、夫にやってもらう。ふたりとも出来ないことはあきらめる。

そう！私たちは不完全だから

お互い生き方も育ちも考え方も感情も好きな音楽も趣味も違う。

それなのに一緒に暮らしてお互いを自分の価値観に合わせようとして来た。

だから、傷つけあったり、怒ったり、喧嘩したら、失望したりしてしまうんだ。

自分は不完全だと分かっているのに。

パートナーが自分の写鏡であるならば、相手だって不完全だ。

もしかしたら、私たちは不完全な者同士ごぶつかり合って、傷つけあって、それでも愛し合って、一緒に生きていく道を探していく旅をしているのかもしれない。

パズルのピースの凹凸が、ピタッと合って一枚の絵を作っていくように。

私たちは愛という完璧な存在

愛ならどうする？？

私は夫に私の言葉で傷つけた事を謝り、なぜ違和感を感じたのかを話した。

違和感とは知らないということ

だから知りたいと思う。

不完全な私たちはお互いに自分の思いばかり訴えてきて、相手を知ろうとしなかった。

不完全な私たちはもっとお互いを知る努力が必要だった。

ちょっとキザだけど、それを愛と言うのかもしれない。

いろんな愛を学ぶ完璧な存在なんだね。

私たちみんな。