攻め棋風プレイヤーの陣形読み(未完)

陣形読みの手法は棋風によって異なる。

受け棋風のプレイヤーの場合、相手に先行させて確定手から陣形読みをすることが多い。

この手法は不明手が10手未満で開戦する際に威力を発揮する。一方、20手台での開戦では獲得できる情報量が少なく、後に苦労することが多い。

対低レート戦の場合、不明手10手未満で開戦するケースが多いため、この手法を用いてきた。

一方、「大胆/攻め」棋風のプレイヤーの場合、相手の攻めを待たずして、自ら情報を掴み取ってゆく。

私は、この手法を意識的に取り入れることを
四段昇段後の一つのテーマとしている。

具体例① 左右の軽さ

麻雀の捨て牌読み(捨て牌に索子・萬子が多いなら筒子が手に多そう等)に着想を得たもので、左辺の歩が伸びていないなら右辺の歩が伸びていそう、金銀初期配置で玉だけいないなら端玉の可能性が高い、など。

具体例② 金銀の配置

金はどこにいるか、玉に使った手数vs金に使った手数 どちらが多そうか、など。

具体例③ 34歩から角の使い方を把握


また、「大胆/攻め」棋風のプレイヤーの出力の特徴として、歩の上からの直接打を厭わない点が挙げられるように思う。

反動は大きいが、それ以上に得られるリターンが大きいと見ているプレイヤーが多いように見受けられる。私から見るとハイリスクなのだが、問題ないようだ… (未完)




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