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私は私と旅をする

ありがとう!いわきさん、湯本さん、四倉さん、飯坂さん、福島さん!お世話になりました。これらは全てお世話になった地名の方々です。

そして、一番お世話になったのがリアルな人、パティシエの近藤香苗さんです。

私は福島県にずっと行きたいと思いつつ、これといったきっかけがなく福島県産の日本酒を楽しむ程度でした。しかし今回私は香苗さんの「12菓月の旅するお菓子教室」に参加するという、私らしい福島県へ行くきっかけをようやく得たのです。

近藤香苗さんについて。香苗さんは福島県の日本酒は美味しいんだよ、ということをドイツの人々に伝えたい。クラウドファンディングで資金を募り、ドイツの日本デーというお祭りで、福島県産の日本酒を使ったお菓子200食を全部ドイツの方々に振る舞いました。チャレンジは大成功しました。

普段台所に立たない私が、大阪ではなく福島県まで行ってお菓子を習う。この「わざわざ感」が楽しいのです。そして何よりもチャレンジし続ける人に直接会って、毛穴からも吸収するように学ぶことが好きです。これからどう生きたいか、ヒントをいただきました。

さて、最初にあげた地名の方々と私の関係をご紹介します。

いわきさん(いわき市)、昨晩イトーヨーカドーに行く道と帰る道、手羽揚げの看板を二度見してしまいました。美味しそうやけど、一人で入るのもな〜と躊躇。そして既にスーパーで焼き鳥買ってしまいました。表面の皮がカリッとした手羽先…食べたい。

四倉さん(いわき市)、道の駅よつくら港までタクシーで行ったのに、霧雨で傘がない私は海を見ることを諦めました。一昨日の土曜日が海開きだったそうで四倉海水浴場!見逃しました。出直します。太鼓の演奏はかっこよかったなー!イケメンなお兄さん、凛として美しい女の子、進んでバチを手に取る小さな子ども。

湯本さん(いわき市)、お風呂場のチョイスミスを私はしてしまいました。ハワイアンズは大阪で言う所の天王寺にあるスパワールドですね。プールメイン!ただ日本一大きい露天風呂が体験できたのは、露天風呂好きにとって光栄です。でも温泉に着くまでが長い。家族ずれ子ども中心に人が多い。大繁盛です。私はキャリーバック引っ張って、スニーカーでプールの中の渡り廊下のような所をひたすら歩く。歩く。水着姿のハワイアンズの中迷う。そんなお風呂体験初めてです。お風呂に着くまでが遠足です。それでも露天風呂に入って空を見上げたり、目を瞑ったり。解放されました。

飯坂さん(福島市飯坂町)、温泉はお湯が熱かったです。着替える所の洗面所で美人なおばあちゃんが優しい気遣いをしてくれました。鏡から離れたところで髪を結んでいた私に、もっと前においでよと。白髪で鼻筋の美しいおばあちゃん。お湯は心も姿も美しくしてくれますね。

そういえば、いく先々に温泉があった。寒くなって入りたいな。そしてお風呂上がりに日本酒が飲みたいな。会津に今回行かなかったから、次回必ず行きたいな。おっぱい大福トースターで焼いたら美味しいんやろうな。


一人の旅は、冒険と同じでワクワクする。寂しい時は、もう一人の自分が隣にいると想像してニコッと笑いかける。わからない時は心配でドキドキする。でも私の脳がこのドキドキを恋愛のドキドキのようにいい勘違いをするようで楽しくなる。自分の感覚が澄んでいたら行くべき場所に、会うべき人に出逢えると思う。そして行った先々を自分の日常としてみる。すると特別なことをしなくてもふとした新しさが発見できる。(泊まる場所を朝には決めておきたい)楽しみ方を常に考えているひとり旅。そして孤独を感じた時にこそ見えてくることがある。個を確立したい私にとってとても大事な行事です。帽子もカバンもカメラもありがとう!


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