箇条書き

概論 職場におけるポジティブ心理学

・成功すると幸せではなく幸せだから成功する
・主流だった平均信奉とネガティブ心理学
・ポジティブ心理学の提唱
・ポジティブ側の異常値に着目
・7つの法則と実社会での有用性(世界経済破綻、金融危機、でより明確に)
・ポジティブ心理学のメタ分析
・7つの法則で もたらされる物、競争優位性や幸福優位性
・変わるということ(神経の可塑性、脳の可鍛性)
・的を絞った努力と長期間持続する変化

各論 幸福優位 7つの法則

①ハピネス・アドバンテージ
幸せの周りを成功が回るのであって、成功の周りを幸せが回るのではない

・幸せの定義について

主観的幸福度との違い
創始者が提唱、計測可能な三要素(喜び、夢中になること、意味を見出せること)
研究者が提唱、10のポジティブ感情(喜び、感謝、安らぎ、興味、希望、誇り、愉快、鼓舞、畏敬、愛)

幸福な職場の利点(メタ分析)
ニワトリと卵論争
幸福に関する長期研究(修道女たちの日記、ポジティブ感情をコード化)
幸福感と健康改善
人類進化の目的とポジティブ心理学(フレドリクソン 拡張-形成理論)
創造的な現場におけるアンカーポイントの解放
💡アンカリング前のキャンディ配り(小さな幸福感でも重大な幸福優位性をもたらす→ 思考や行動の大きな転換以外でも日々の生活に生じる一瞬の幸福感も有効)
打ち消し効果
ベースラインは人それぞれでもセットポイントで幸福感が決まるわけではない

七つの法則の有効性について
抜粋
学者たちは、人の幸せにとって最も重要なことをいくつか特定した。たとえば、意味ある人生の目標を追求すること、チャンスを掴むこと、楽観的で感謝に満ちたマインドセットを養うこと、豊かな人間関係を大事にすること、など。七つの法則はそれぞれが、それらの少なくとも1つに有効であること。

幸福のベースラインの永続的に上げるために

幸福感が得られる行動、その行動が個人的な好みに合っていることは行動そのものと同じぐらい重要。

幸福エクササイズ例
・瞑想と幸福感
左前頭葉前部皮質の発達
メディテーション、呼吸

・何かを楽しみにする
快楽中枢の活性化
将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするときと同じぐらいに、快楽中枢が活性化する

・意識して人に親切にする
利他的行為、ストレス軽減、精神の健康度があがる

💡・ポジティブな感情が生じやすい環境をつくる
物理的環境そのものはコントロールできなくても幸福感を吹き込む努力はできる。

・運動をする
快楽物資 エンドルフィン
最も生産性の高い状態、完全に没頭した状態(フロー状態)
鬱に効く、再発率も低い

・お金を使う
モノを買ったときに得られるポジティブ感情は短時間で消滅、経験や共有する経験にお金を使うと、価値あるポジティブ感情が長続きする

・固有の強みを発揮する
埋もれている自分の性格的強みを掘り起こして活かす
eg.実験
強みを一つ1週間継続したら辞めた半年後も幸福感が高いまま

※読み途中※

(1)ハピネス・アドバンテージ、(2)心のレバレッジ化
(3)テトリス効果
(4)再起力
(5)ゾロ・サークル
(6)20秒ルール
(7)ソーシャルへの投資

ショーン・エイカー著/高橋由紀子 訳『幸福優位 7つの法則
The Happyness Advantage
The Seven Principles of Positive
Psychology that Fuel Success and Performance at Work』

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