見出し画像

12次元に分かれている自分

私達が完全でないのには理由がある。

なぜなら私達はスピリット(魂存在)であり、人間と言う小さな器にはそのまま入ることができないので、自分自身をいくつかに分けて存在させているからだ。

ザ・グループによると、それは12次元に分かれているという。

今の私達のような人間存在が11で、ハイヤーセルフと呼ばれる存在が1。ハイヤーセルフは他の11の次元すべてに繋がる総元締め(笑)のような存在だ。


例えば、ここにいる自分が子供を何人も産んで忙しくしている主婦ならば、別の次元の自分は独身でキャリアウーマンでバリバリ仕事にいそしんでいる存在だ。

例えば、ある次元においては人種差別という偏見を持っている人ならば、別の次元ではその差別されている人種として生きている。

そのどれもが自分であり、それはまるで一つの光線がプリズムを通った時に、何色ものさまざまな色の光に分かれるようなものなのだ。

画像1

これら11に分かれた存在たちには共通点がある。

*生まれる時間
*死ぬ時間
*性別

この三つは必ず同じだ。

時には、肉体は別の性に生まれても、心がその性別だということもある。(トランスジェンダーの人などは、その現象なのだと思う)


いきなり理由もなく自殺したり、心臓が急に止まったりして亡くなる人は、他の次元の存在達がもうこの世から出ていく事を決めて、それぞれの死を迎える準備ができたのに、こちらでそれが整っていないときに起こったりもする。

また反対に、昏睡状態になって死を待つばかりの人というのは、他の次元の存在達があちらの世界に移行するための準備が整っていないのを待っていたりしているのだ。


夜にとてもリアルな夢を見て、その夢の中では「自分」なのに、今の自分とは姿かたちや生きている条件が違うということもある。

それは別次元の自分に意識が同調して体験していることだったりもする。

そしてそれらは微妙に異なる周波数の次元に存在しているので、今この地球上にリアルに別の自分が10人いるとかいう話ではないので念のため。

画像2

今地球の周波数がどんどん変化しているのに伴って、私達がこれまでベールで遮ってわからなくしていたものが、どんどんわかるようになってきている。

この自分以外の自分についても、それを分けていたベールが薄くなり、これまでは別々の存在だった「自分」が統合されてきているようだ。

例えば、今ここの自分は持ってこなかった才能を、別の次元の自分が持っているとき、必要ならばそれが統合され、これまでとは全く違った感覚でその才能が花開いてくるわけだ。

また、人種差別をしていた人が、差別される側の自分をも感じるようになり、その差別主義が薄れていくようなこともあるだろう。


地球がシフトしていくに伴って、私達人間もシフトするということの一つに、人間の身体を持ってこの世に生きながらも、まるであの世に戻った時のようにより完全な存在に近づいていく可能性がでてきているということがある。

しかし、元々の自分が完全ではないということを知らなければ、その先に行くのは難しい。

そして今の自分という存在が、他の可能性や他の性質を持っている自分と融合していくこともできるのだと知ることは、不必要な自己否定や自己憐憫を手放すことにも繋がるだろう。

なぜなら、私達はあえて今の自分という「完全な自分の一部分」を担当してるわけで、それを味わい体験し尽くすことが元々の目的なのだから。

画像3

私の例でいうと、親や世間からの圧で「ちゃんとした素晴らしい人」にならなくてはと努力してきた自分がいたのだが、自分はどうやらそんなにちゃんとしていなくて(笑)、全然素晴らしい人になれない(笑)と気づき始めてから、強烈な自己否定を常に内側に持って生きてきたように思う。

今の自分は、自己観察をする目が育ったこともあるけれど、我が子が昔からよく学校で私のことを書いていた「うちのお母さんは変なお母さんです」というフレーズがぴったりの人間だなと知っている。

発達障害というカテゴリーで分類するなら、多動性のADHD的な性質が強いというとわかりやすいかもしれない。

何かにのめりこんだら過集中を起こして、気づいたらものすごい時間が経っていて身体の方が参ってしまったり、じっと座って講義を聞いたり勉強したりするのが苦手すぎる。(興味があるときは、過集中になるけれど笑)

でも、昔はすごく努力をしていた。テスト前に苦手な教科を泣きながら机に座って勉強したりしたこともある。

しかしそれらは全て、自分の担当ボディー(笑)の性質を無視した、苦しいやり方だったなと思う。

苦しいことは長続きしないので、やがて私は破たんして優等生という枠から脱退し、今に至る。


それはそれで構わないと思うのだけれど、苦しかったのは、心のどこかで「できなかった自分」を責めつづけていた事だ。

でもそれは、11に分かれた自分ということを知ってから、今の自分を生かし生きればよいのだという気持ちに代わり、「変なお母さん」全開で生きることを自分に許可するようになってきたことで、随分薄れてきたように思う。

画像4

いつも、今体験している自分ボディーは11分の1であるということ。そしてそれを統括するようなハイヤーセルフもまた自分自身であるということを意識して生きることで、私達は広く大きな視野を持ち、今の自分を完全に受容して楽しんで生きることができるようになる。

そして、地球のシフトに伴い、その別れた次元の自分とのベールがどんどん薄くなり、新しい自分の側面を味わい生きる楽しみも起こっている。

な~んだ完全でなくてもいいんだ!完璧にならなくてもいいんだ!・・と、より今ある人生を楽しむようになるのは嬉しいことだし、楽になることだと思う。少なくとも私はそうだった。

スピリチュアルな知識というのは、それが正しいか正しくないかを問いただしても決して答えはこないので、自分にとって有用なものを採用して生きればよいと私は考えている。

なので、この12次元のお話も、誰かの役に立つことを願って書いたので、真偽のほどを議論するつもりはないので悪しからず(笑)



★ザ・グループのことをもっと知りたい人はこちら⇒Espavo
★翻訳ページがあるのはこちら⇒Espavo International-Japanese