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#翻訳メモ 5.トライアルにはトラップがたくさんある話

きょうトライアルの課題を1つ提出した。A4を2枚分。前回は設定された2週間の時間をまるまる使って提出したが、今回は3日で出した。なぜか。こんな記事がFacebookの翻訳者コミュニティに流れてきたからである。これを読んだわたしは小さな悲鳴をあげた。

トライアル・テストを提出期限内に提出する事は当たり前ですが、早く提出できるか否かによって、急ぎ案件にも対応できるスピードの持ち主か否かを翻訳会社はみています。もちろん訳のクオリティが水準に達している、訳文に誤字脱字等がない等は大前提ですが。

え!どの会社も2週間で締切日を設定しているのに、実は早く提出できるかどうかも見ていたとは...。がっくし。時間たっぷり使ってたよ。

前回は美術に関する翻訳で論文や本の引用が多かったので、原文を探しにいくつかの図書館をはしごしたり、文章がおかしかったら嫌だから、2日〜3日放置してまた見直したりして、期限ギリギリまで見直して提出したのに...。悔やまれる。勉強になったけど。

さらに、こんなことも。こわ...。

例えば、応募メールに挨拶の一言も無い人や、応募者の氏名記載がメール本文に無い人、提出書類に不備が多い人、そもそも提出書類の添付が無い人は、いくらスキルが高くても仕事を実際に依頼する場合、トラブルになる事が予想されますので、書類選考の時点で不可とされる場合があります。

というか、今日いちばん大変だったのは人生ではじめて「zipにパスワード」を付けたこと。これまでzipにパスワードをつける会社で働いたことがなかったので、手間取った。そして、別メールにしてパスワードも送ったので、一通りは大丈夫だろう。しかし...しかしだ。

課題をもらったときのメールをみると、先方からのzipを開くパスワード掲載のメールのあとに、なんと「パスワード」を記載した本メールに返信はしないでください。って書いてあったことを発見してしまった...。メールを受領しましたって返信しちゃってたし...。落ち込む........。

こういう翻訳会社界隈のルールに地味に洗礼を受けながら、
・2週間後に締め切りと言われても早めに出そう
・相手のメールや指示は汲まなく読もう
と思ったのでした。



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