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1959年に活動を開始した写真家集団VIVOのメンバー-茨城にゆかりのある写真家 川田喜久治

川田喜久治さんの名前をGoogleで検索すると、なんと2021年2月14日現在「サンフランシスコ近代美術館」で作品が展示中だと知り驚いた。ただ、常設展なのか企画展なのか突き止められなかった。悔しい。

今回の展示に合わせてなのかどうかは分からないが、サンフランシスコ美術館が川田さんのインタビューをアーカイブしていたので、気になる人はみてほしい。彼の代表作は戦後20年の1965年に限定800部で出版された『地図 The Map』で、世界的に評価されている写真集らしい。見たいなぁ。それに関連する話もこの動画で視聴できる。

広島の原爆ドームにまだ柵がなく、観光客が中に立ち入ってサインをしている様子を写真におさめた話なども聞けるよ。

1933年茨城県生まれ。 1955年、新潮社に入社。1959年に新潮社を退社しフリーランスとなる。奈良原一高、東松照明、細江英公、佐藤明、丹野章らと共に写真エージェンシー「VIVO」(1959-61年)を設立。

敗戦という歴史の記憶を記号化するメタファーに満ちた作品「地図」を1965年に発表し、以来現在に至るまで、常に予兆に満ちた硬質で新しいイメージを表現し続けている。

自身の作品を「時代の中の特徴的なシーンと自分との関係をとらえて表現し、その時の可能な形でまとめ上げ、その積み重ねから一つのスタイルが生まれてくる」と語る。近年はインスタグラムにて写真への思考を巡らせながら、日々作品をアップし続けている。

-PGIのHPより

大御所が名を連ねる写真家集団VIVOのメンバーだったんですね。

このツイートをみて、さっそくインスタを検索してみた。


インスタにアップした写真から30枚をセレクトし、なんと2021年に『20』というタイトルで出版されるそうで、これは、気になるね〜。


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