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記者さんとランチ

今日は親しくさせていただいている新聞記者さんとのランチ。
お盆ということもあって、お互いがゆっくりしているからと今日になった。
新聞記者との話は、書いてほしいことだけを言うのではなく、普段の活動を取りとめもなく話をし、その中から、心に触れるものを覚えていていただければうれしいなあと思っている。今日は先日やった私の失敗談からスタート。

私は某紙に月1回のペースでランチ取材の記事を掲載している。
今月掲載された店の「地図」について、読者の方から電話があった。内容は、「地図に掲載されている『国道2号』は国道ではない」とのご指摘だった。あれ? 国道じゃなかったかしら? というのが私の率直な感想。よく、「国道2号線の西行きの道沿いで…」という説明をするので、てっきり国道とばかり思っていたが、ご指摘の通り「市道」も走っているようだ。
そうすると、国道2号は、西行きは存在せず、東行きだけの道となる。と同時に、はるか南に位置する姫路バイパスにも「国道2号」という文字が書いてあり、はて、国道2号は分岐しているのかと。
地図は私が書いたものではなく、編集が作ったものなので、本社でも支社でもかなり論議されたようだ。結論としては未だ分からず。その経緯を調べてみる必要がある。

その他にも、市政の話しなどもちらほらと。私たちが知らない情報を教えていただけたりするのは、とてもありがたい。

私が新聞記者さんとこうやって話しをし始めたのは、もう15年も前のことになる。広告宣伝費も持てず、情報発信の手段がない私は、とにかくプレスリリースを書きまくっていた。そこから知り合った記者の方々と、飲みに行ったりして情報交換をし、中にはいっしょに旅行にいった記者もいた。そういった方々が異動のたびに引き継ぎをしてくださり、15年経った今でも、各社とお付き合いをさせていただける関係を築けている。

このご時世で、新聞各社とも記者の数が減り、マチネタを拾うためにブラブラと歩く記者の姿はトンとお目にかからなくなった。だからこそ、普段のお付き合いは大切にしたいと思う。

さて、今日のランチは、鶏の竜田揚げ定食864円。
待ち合わせの店に行くと、おばちゃんに「横の階段を上がって、雑貨屋を越えて3階に行って声をかけて」とよく分からない道案内をされた。
おそるおそる上がってみると、こたつが並び、そこにいるのは女子ばかり。みんなまったりとくつろいでいる。90分一本勝負のランチは、さっくりと話しをするにもちょうどいい時間だった。

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