見出し画像

【最終報告書】『マルチ・ポテンシャライト』の生き方を追求することで、フリーランス収入を獲得することは出来るのか。#私の働き方実験

新しい働き方LAB 研究員1期生のfumieです。
これまでの活動の集大成として、最終報告の記録を残します。

◆実験の目的と背景

この働き方実験は『マルチ・ポテンシャライト』という「一つの個性」があることを発信しながら、その生き方を追求することで、多様性の時代に ”より新しい” 「新たな働き方がある」ことを広めていきたい。という希望を持って取り組んでいるものです。

マルチ・ポテンシャライトとは(※巻末参照)

『マルチ・ポテンシャライト』というこの聞き慣れない単語は、日本語に直すと「器用貧乏」という意味にもなります。
様々なことに興味を持ち、職歴が多く、多趣味で集中力があり、没頭型の人はこのタイプの傾向が強いと言われています。

研究者自身、幼い頃から周囲の大人たちに「ちゃんと一つのことをやり遂げなさい。」「そんなにあっちもこっちもやってどうするの?」と言われ続けてきた一人であり、それが出来ない自分は欠陥があるのかな…。と感じながら、いつしか”続けられない”ということがコンプレックスとなっていました。 

適職を探して様々な職業に挑戦しましたが、どれも成果は出せるのに「これだ。」と思えることに出会えません。
振り返った時には営業、生産管理、事務経理、MDバイヤー(仕入れ)といった風に様々な職業の経歴が履歴書をぎっしりと埋めていました。

転職サイトから仕事を選ぶ時はいつも、一つしか選択できない業種の中からどれかを選ぶ必要がありました。
生産管理を選択しながらデザインに関わる仕事を同時に選ぶことは出来ません。

しかし、それはなぜなのか?と考えたことはありませんでした。
きっと世の中の仕組みがそうであったから。
一つを選ぶ選択肢しかなかったからです。

不自由を感じているのは自分だけだから、
きっと世界が変わることはないだろう。とも思い込んでいました。

-----◆”個性”をテーマに選んだ背景(時系列)

5月:研究員活動スタート

7月:研究の方向性を見誤り、頓挫
※以降、新たな研究テーマに辿り着くまでの期間は活動小休止

8月:ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース11期へ参加
※「セルフブランディング」を学び「自分の強みを言語化」できる方法を考える。
自分の棚卸しをしながら、”器用貧乏”というキーワードを検索し、マルチ・ポテンシャライトという個性を持つ人が世界中にいることを知る。

『自分の一歩から、世の中に新たな選択肢を増やすことができるかもしれない。』そう思えるほどに、まだまだ認知されていないジャンルであり
これを【研究目標】にすることで、一つのテーマに絞らなくても
『自分自身が研究テーマ』になるのではないかと考えました。

◆検証したいと思っていたこと

”同時に複数業種で働く”という特性を活かしながら
フリーランスとして仕事を受注し収入を得ることが可能であるのかを検証します。

超長期的なゴールは『社会的にポピュラーな働き方』として認知されること。

◆研究活動の概要

※【中間報告】より
「研究員期間の中で行なった活動の結果を、研究内容に」
①既に結果が出ているもの
②リアルタイムで取り組んでいること

対象期間:9月以降の活動

1:Twitterとnoteでの情報発信(毎日)
・発信を習慣化する
・11月よりアフィリエイトをスタート
(マーケティング&ブランディングブートキャンプ)

2:講師サポート業(週2〜4日)
職業訓練校という特殊環境で、様々な業種出身の人達と接する。
悩みを抱えている人も多く、メンターサイドのアドバイス方法や
講師としての適切な接し方を学ぶ。
一人の人間としてのキャパシティを広げる。

3:ランサーズで収入を得る(月平均1件)
・ブートキャンプビギナーコースでの学びを実践
・シルバーランクへランクアップ

4:デザイン表現の幅を広げる(イベント出店時)
・マクラメアート作品の制作
・LABStoreでのTシャツ作成
・IllustratorとPhotoshop

5:新しい学びを取り入れる(不定期)
・ヨガの指導資格 全米ヨガアライアンスR Y T200コースを受講中(12月末まで)

6:研究員制度の活用(随時)
・Twitterやslack、定例会で研究員の方々と交流
・好きるチャレンジや、研究員発信のUdemy講座を受講
・「研究員限定」のクローズドイベントへの参加
・クリエイティブEXPOのサポーターでコンテンツチームとして関わる

-----◆『新しく始まったで賞』

10月末の中間報告会では、自身の研究活動から
『新しく始まったで賞』を頂くこととなりました。

研究活動を再出発するためにはどうしたらいいのか?
と悩み抜いた末に出した新たな研究テーマで、このような賞をいただけたことは
とても嬉しく光栄なことで、非常に思い入れのある賞となりました。

◆結論と根拠・気づき

結論:
『マルチ・ポテンシャライト』の可能性を模索することは、自分自身と世の中全体の働き方の価値観を変えられる可能性がある。

根拠:
①収益が発生した

<収益の内訳>
1:Twitterとnoteでの情報発信
11月からのアフィリエイト収入(134円:未確定)

画像1

2:講師サポート業
雇用形態:非常勤(約15万円)
3:ランサーズで収入を得る
報酬額合計(5,235円)
4:デザイン表現の幅を広げる
作品制作販売(約5万円)
5:新しい学びを取り入れる
ヨガのお試し指導(500円:100円×5人)
6:研究員制度の活用
他では得られない体験(プライスレス)

②『マルチ・ポテンシャライト』に対しての周囲からの反応があった
研究員用slack/Twitterでの発信後、数日間アクティビティの増加が見られた(数値未記録)、知人を中心に興味関心が寄せられた(体感値によるもの)

※今後はマーケティングの観点より数値計測を行っていく予定です。

-------------------------------------------------------

気付き:
①自分の個性に目を向けることで可能性は∞
器用貧乏ではなく⇒『マルチ・ポテンシャライト』というポジティブな表現方法を知ったことで、個性の活かし方を考えるきっかけができました。

②結果を出すために非常に大事なことは途中で諦めないということ。
約 6ヶ月という期間の中で、私の研究は大きな振れ幅と共に進んできました。
テーマを失い宙ぶらりんな時期や、多忙が重なって大変な時期もありましたが
「研究員としての活動だけは、途中で投げ出すことはしない。」という自分ルールを決めて、乗り越えてきました。
方向性が異なっていたとしても何かしらの形で継続していけば、成果が得られるということを実感しました。

◆研究に関する考察・これから

『マルチ・ポテンシャライト』の性質を持つ人が”研究活動”に取り組む際に
重要となるポイントを考察し、まとめました。

①研究テーマは「自分がすでに持っているもの」にフォーカス。
新しいことを始めようとした時に、ほとんど経験がないものを選ぶと
調子が良い時はがんばれるが、不調の時は対応することが難しくなる。
”背伸び”をするのはやめて、等身大の自分で継続できる題材を選んだ方が良い。

②研究のテーマを決める際には、自分自身をよく知るべし。
自分の棚卸しをして得意分野を熟考する。
・中長期的なスケジュールの中で、コンスタントに取り組める題材であること
・進む方向が多少変化しても継続することができるもの

③仲間の存在を意識すると、一人では出来ないことも実現可能になる。
定例会やイベントに参加することで、自然とコミュニティの一員に。
仲間の頑張りを知ることで、自分の知らない世界も体験することができる。
締め切りや課題の大変さこそ、仲間とともに味わうべし。

-----◆これから挑戦してみたいこと

1:『マルチ・ポテンシャライト』について発信する側になる
・今までにない働き方を、世の中に作っていくにはどう発信していくか。

2:『Webとデザイン×健康(Yoga)』の追求(自身の経験を活かし、異なるジャンルを掛け合わせた新しい働き方を発信する)
・積み上げてきたものを、これからの未来にどう活かすか。

[◆検証したいこと]より:超長期的なゴールを視野に
『社会的にポピュラーな働き方』として認知されること。

◆全体振り返り

研究員制度に申し込んだ当時のことを思い出すと、今の状況は予想外なことばかりで、過去の自分が今の自分を見たらきっと驚くだろうと思います。
半年間でさまざまな変化を感じることが出来るのですから、未来の可能性は本当に未知数(∞)だと感じます。
研究活動をしたことで、この先の活動にも明るい希望が持てるようになりました。

-----◆研究のゴールで振り返る
たどり着いたゴールはすごく居心地の良い場所でした。
ここに来るまでに得られたものはスキル・知識・実績、そして魅力的な研究員仲間たちと、客観視できる視点。

ブートキャンプでの学びは特に大きな収穫で、フリーランスとして活動をするための知識セルフブランディングの重要性、”客観視の視点”を持つことは新しい働き方をする上でなくてはならないものだと実感しています。

しかし「さあ、客観視しよう!」といっても、実際に主観を捨て去ることはなかなか難しいものです。ヨガの学びの中でも、瞑想状態の人間の中に最後まで残っているのは『自我の意識』であると言われていて簡単には無くすことが出来ません。

そんな中で、私はだれでも客観視できる方法があることに気が付きました。
それが「グラレコ体験」です。
セルフブランディングに行かせることはもちろん、メンタル面での自己肯定感をあげることにも効果的だと感じました。

-----◆客観視に気付くことが出来た貴重なきっかけ「グラレコ」
※研究員1期生の同期である「えの季さん」のグラレコセッションを体験した感想記事です。自分の人生を『図解』で表現していただいたことで、本当の意味の「客観視」を経験することが出来ました。(自分探しをされている方は特に必見です)

一歩ずつでも前に進んでいれば、必ず成果につながる。
この活動を通じて学んだことです。
そして周りの研究員の方々から教わったことでもあります。

研究員制度は、新しい働き方の研究をするだけの場所ではありませんでした。
様々な場所に住む人たちが、同じ時間、同じ場所に集う
今までに出来なかったことが実現できるオンライン上のプラットホーム。
楽しいことが沢山あったし、知らなかった世界も見ることが出来ました。

それぞれの目的地に向けて出発する時がきたのだと思うと少し寂しくはありますが、今まで築いてきたものがあるから大丈夫。
自信を持って新しい一歩を踏み出すことが出来ます。

この場所で素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

【新しい働き方LAB 研究員1期生】はわたしの称号です。

-----◆まとめ
今回の研究目的は無事に達成することができました。

『”同時に複数業種で働く”という特性を活かしながら
フリーランスとして仕事を受注し収入を得ることが可能であるのか』

⇒収入を得ることは可能。

------------------------------------

研究報告書は以上になります。


◆その他詳細(※巻末参照)

マルチ・ポテンシャライトとは、多能性を持つ人のこと
「多くのことに興味関心をもち、創造を追求する人のこと」

<mulch work = no career>から<mulch work = super career>へ

もし、この報告書がきっかけとなり新しい個性との出会いを感じている方がいらっしゃったら、ぜひこちらの動画と、著書をご覧ください。

『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして一生食っていく方法』
/ 著者: エミリー・ワプニック

エミリー・ワプニックさんのTED動画(日本語字幕あり)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?