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【白斑diary】尋常性白斑・私の治療記録

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2022年春、首にぽつんとできた小さな白斑に気づき。その後、治るどころか全身にみるみる広がり、治療のため皮膚科へ毎週通うことになりました。現在も塗り薬と光線療法を継続しています。…
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#白斑

【白斑diary】

私のカラダに白斑ができたため、初めて皮膚科を受診したのが8か月前。 その後、光線療法を受けるため、週一で皮膚科に通うようになってから5か月が経った。 最初の頃は、何もかもが新鮮で、毎回ドキドキしながら治療を受けていたけど、最近では何だか習慣化してしまい、目新しさなど全く感じなくなった。今では、ルーティンの一つとして、ただ淡々とこなすだけである。 これって何かに似てるなぁ?と思い返したら、そうだ、「倦怠期」だわ…と気が付いた。 飽きるまではいかないけど、ちょっと面倒なんだ

【白斑diary⑧】お腹のたるみを何とかしたい

今年の夏から、白斑の治療のため、週一回、皮膚科に通っている。 【前回はこちら】 私が受けているのは「光線療法」というもので、先週はトータルで10回目、今日は11回目を施療してもらった。 ◇◇◇ 軟膏を塗り始めて、もう少しで3が月が経つ。今は薬を塗るのにも慣れてきて、手際よくヌリヌリできるようになった。 特にここ数日、朝がメッチャ寒くて気温が一桁台まで下がる。こんな寒い朝は、なるべくテキパキと塗ってしまいたい。 ということで、今朝もササッと薬を塗り、光線療法を受ける

【白斑diary⑦】今日気づいたよ、これってもしかして…

今日は光線療法の日。 【前回の記事はこちら】 先週、8回目の光線療法を受け(←この記事は書いていないw)、今日はトータルで9回目となる。 今年の夏から始まったこの治療、今まではずっと暑いor温暖だったので、「事前に真っ裸になって日焼け止めを塗る作業」は、手間がかかって大変ではあるが、それほど苦ではなかった。 ところが、…である。 今朝の最低気温は9℃! 今季初の一桁気温! エアコンの暖房をつけても寒い寒い。 この寒さにカラダが慣れていないから、冷気が肌に刺さる刺

【白斑diary⑥】毎朝のルーティーン

白斑の治療が始まって以降、毎朝やっているのが「軟膏を塗る」という作業。 上半身真っ裸になって、カラダの至る所に散らばって出ている白斑一つ一つに、丁寧に薬を塗っている。 【前回はこちら】 最初は「よっしゃー!がんはるぞー!」とヤル気満々で臨んでいたけど、一か月、二か月…と済んでいくに従って、モチベーションがどんどん下がっていった。 情熱の代わりに浮上してきたのが、「習慣」という観念。 「歯を磨かないと気持ちが悪い」のと同じレベルにまで落とし込めたみたいで、今では朝の身

【白斑diary⑤】日焼けさせたい箇所・日焼けしたくない箇所

前回の記事では、光線療法5回目の様子について書きました。 今回は、6回目と7回目について。白斑の治療日記です。 ◇◇◇ 「次回から、自宅で日焼け止めを塗ってきてくださいね」 と看護師さんから言われたことを受けて、光線療法の日の朝、私は身支度の際に、カラダにできた白斑に軟膏を塗りつつ、更に、白斑以外の箇所には日焼け止めを塗布した。 やってみて気が付いたけど、白斑に軟膏を塗るのは簡単だけど、白斑以外の場所に日焼け止めを塗るのって、意外と難しい。 『塗り絵』で例えると、メ

【白斑diary④】施療前に日焼け止めクリームを塗る

白斑の治療で週1ペースで皮膚科に通うようになって、早いもので一か月半が経った。 気が付けば、セミの鳴き声が聞こえなくなり、代わりに赤トンボが飛び始めている。 白斑治療…といっても、ビタミンDが入った軟膏を朝と晩に塗り、光線療法(紫外線療法ともいう)を受けに皮膚科へ週一回通うというもの。 これで本当に治るのかな?…と一抹の不安はあるけど、今は信じて頑張るしかない。 ◇ さて、前回のお話では、3回目の光線療法で、紫外線を浴びる時間を長めにしたところ、白斑がないみぞおち部

【白斑diary②】光線療法2回目はコタツの中の焼き魚

この夏から、毎週一回「光線療法」を受けに皮膚科に通っている。 私が通っているクリニックでは「光線療法」と呼んでいるけど、要は紫外線を照射する治療方法なので「紫外線療法」とも言われている。 私は『尋常性白斑』という病気にかかっていて、皮膚の深部にある「メラノサイト」(メラニン色素を作り出す細胞)が、ぽつぽつと消失してしまい、それがどんどん広がっていき、今はカラダの一部分が色抜けして白くなっている。 そこで、この白抜けした部分に特殊な紫外線を当てて、メラノサイト細胞を再生し

【白斑diary①】失って初めて知ったよ~!「日焼け」は尊いカラダの機能 ~「白斑」その後~

実は私、この4月に「白斑」になりました。 3月の終わりに、ふと、首の一部分が白く変色しているのを見つけて、ビックリしたのが始まりでした。 ネットで調べてみると、「広がるかもしれないので、早く病院を受診した方が良い」とあり、それで慌てて皮膚科に行ったんですよね。 そこで受けた診断が「白斑」でした。 これは、皮膚の色素が白く抜けてしまう病気で、有名人だと、マイケルジャクソンも白斑だったと言われています。 この病気、別に痛みや痒みがある訳ではなく、健康面では特に問題はないの

私達は刺激に満ちた世界を生きている

先週、私は皮膚科で「白斑」の診断をもらった。(詳しくは下の記事) それからの私は、病院で処方された薬を真面目にキチンと塗り続けている。 シャバシャバの液体なので、軟膏と違ってちょっと塗りにくいのだけど、根が真面目なので、言われたことをしっかり守り、面倒だなぁ、塗りにくいなぁ…と言いながらも、ちゃんと塗布して過ごしている。 しかし、そんな私も、この薬を初めて目にした時は「ぎょぎょ!」とビックリした。 とても鮮やかな緑色をしていたからだ。 病院で塗り方の説明を受けている

春はご自愛の季節

ただいま【写真日記】奥美濃・郡上白鳥編の続きを書いている最中なのですが…。 ちょっと横道にそれて、つぶやき記事です。 ◇ 今年の冬は、かなり冷え込んで寒かったので、私はずっとタートルネックの服を着ていました。 ですが、ここ最近、ずいぶんと暖かくなってきたので、タートルネックをやめてクルーネックの服に替えたんですよ。 そうしたら…。 首の辺りに違和感を感じ、あれれ??と思いよく見たら、首の一部分が白くなっていることに気が付きました。 そう、白抜けしていたんです…。