女の子が生きるということ。
専業主婦と働く主婦をくらべると、専業主婦の方が幸福度が高いという調査結果を見た。
もっと言うと、子どもがいない専業主婦>子どもがいない働く主婦>子どもがいる専業主婦>子どもがいる働く主婦という順で幸福度が高いようだ。
現在「子どもがいない働く主婦」のわたしは、幸福度としては専業主婦に負けているし、子どもができたら最下位になってしまうみたいだ。
幸福に関しての感じ方はもちろん人それぞれなのだろうし、どんな環境においても考え方ひとつというのはわかってはいることだけれど。それでも自分の置かれている境遇が幸福度が低いレンジにいる現実は悲しいことだ。
この調査に「男性」「独身」「正社員」「派遣」などの項目を追加していけば、果たしてわたしは幸福度何位に位置するのかな。
「子どもがいない」「働く」「低収入の」「平均的なスキルの」「特段趣味もない」などの要素を追加したら、順位はどうなるんだろうか。
この調査結果を見ると、どうやら主婦にとって「子ども」は幸福度を下げる要素のようだ。子育てしたことのないわたしには、想像のできない喜びや幸せが待っているのだろうと推察できるのだけど
世の中のお母さんを見ていても、それを上回る負担や、苦労や、こどもに関わる直接的な要素でないものも、降りかかってきてしまうのだとも推察できる。
女性として、母親として、求められる理想像に押しつぶされて毎日もがき、前に一歩進むのに精一杯であるのだと、そんな風に思ってしまう。
結婚をしてきっと次は子どもをと、求められるのだと思うのだけど、そんな未来に希望なんて持てない。
子どもを生むことは女性として本当に幸福なのでしょうか。
子孫を残すことが生物としての使命だったとしても、もう既に生命としての自然さが失われてしまっている今、その摂理は枷となり、わたしたちを苦しめているのだと思う。
生みたい人は生めばいい、でもそれは本当に、自分の自然な願いですか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?