【初心者教室②】最初は弓も矢も使いません
〜前回あらすじ〜
初心者教室に来てる人たち皆が私服の中、既に道着を着てベテラン風情を出してしまい、まぎらわしい奴となる。
初心者教室は全6回、毎週土日の3週に渡って行なわれました。
いきなり的に向かって打つ!ということはしませぬ。まずは基本の姿勢と動作を教わり、それを繰り返します。弓も矢も持たず、エアな感じでやります。
弓道は矢を放つまで、放った後も含め8つの動作からなっており、それを射法八節(しゃほうはっせつ)と言います。まずはこれを覚えること、そしてそのひとつひとつの動作を綺麗に仕上げていくことが目的、放たれた矢はその結果、という解釈をしています(間違ってたらすんません)。
つまり射法八節をある程度体が覚えなければ、弓矢を持ったところで意味がないし、矢はあられもない方向に飛んでいきます。
スポーツ漫画で言うところの「基礎練ばっかだな…いつになったらボールを触らしてくれるんだ?!」といった感じでしょうか(たぶんちょっと違う)
他の生徒さんは「思ってたんと違う、つまらないなぁ」とか思ってたらどうしよう…と別に私が心配することじゃないのだが心配してしまうのであった。
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