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【初心者教室④】こんなにも引けないなんて…

ゴム弓練習を経て、とうとう弓に触れる日が…!
道場にはたくさん弓が置いてあります。

道着や矢、その他の道具は始めてから2ヶ月くらいで買うのですが、弓はしばらく買いません。2年くらい経ってから買います。弓によって引く強さが違って初心者は弱いものから始めます。ある程度続けて弓を引く力が安定してきてから買う、て感じなので、私もマイ弓はまだ持っていません。

初心者が使うのはだいたい強さが8キロ(8キロのものを引っ張る力ってことだと思ってます)、2年くらいすると女性では10〜12キロくらいを引けるようになるらしい、ので私は買わずじまいでした。今回は長く続けて買えたらよいな…

というわけで8キロ前後の弓で今度は皆で「素引き」です。矢をつがえないで弓だけで射法八節です。実際に弓を引くのってどんな感じなの?っていう段階。

ここで出てくるのが「弓懸(ゆがけ)」(写真参照)、たいそうな手袋みたいなものですが、親指の内側らへんに弦をひっかけるところがあって、それで弓を引きます。昔の人はこんな道具をよく考えたもんだなぁと思います。マイゆがけは持ってたので、10年ぶりの再会。久しぶりだね、ゆがけ…

そして10年ぶりに引いてみる弓、引けないのなんの。我ながら筋力なさすぎてびっくりしました。引くときフルフルしすぎ。経験者だからって先生も他の生徒さんより若干強い弓を渡してくださったけど、弱いやつに変えてもらうという。

なにが経験者だよ…とその日は虚無感にかられ終えた記憶。


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