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息子の変化

昨年の6月に、息子は私立高校を辞める選択をしました。
それまで、息子が一番しんどかったと思うけど、私も精神的にかなり辛かったです。
そういう思いをしている方が、私の周りにはたくさんいる現状を知りました。
話しを聞いてると私のあの時の辛さが蘇ります。
このnoteが何か少しでも参考になればと思い記録します。


中学になっての変化

息子は小さい頃から風邪もほとんどひかず、学校を休んだことがほぼありませんでした。
そんな息子が中2の終わり頃から、時々学校を休むようになりました。

息子が中学に上がる時は、ちょうどコロナ禍に入った時。
小学校卒業1ヶ月前に緊急事態宣言があり、急遽学校が休みに。楽しみにしていた最後の親子学習会も中止。
卒業式に久々にみんなに会って、さよなら状態。
卒業式は、在校生なしの先生方と来賓の方保護者のみとなりました。

中学生になる時も入学式のみ登校し、その後登校できたのは緊急事態宣言明けの6月でした。
卒業も入学も、実感がないままのスタート。その頃に不登校になる子も増えてきたように感じます。

部活動が本格的に始まったのも、中2の秋頃からでした。(コロナ禍で試合は開催中止だったので)
テニス部に入っていて、団体メンバーに選ばれて、ここから息子と先生との葛藤がはじまります。
思春期突入も重なって、息子の中での気持ちが何か変化してきたように思えました。
学校を休むことがあり、だんだんと休みたいと言う日が増えてきました。

中3スタート

受験生となり、部活も夏の総体に向けてかなりハードスケジュール。
遠征が多くなり、練習試合も毎週のようにありました。
団体メンバーということもあり、学校を休んでも部活を休むことは、ほぼなかったです。
新人戦の団体で優勝し、地区大会、総体と全て優勝して終えることができました。

スイッチがきれた?!

部活動が終わり夏休みに入り、9月から学校スタートでしたが、息子は学校に行く日が更に減りはじめました。
私は受験のことが気がきではなく、息子に早退してもいいから学校へ行くことをすすめました。
今思うと息子が心配な反面、金銭的に私立に通わせるのが難しく、できれば公立高校へ行って欲しいという、私の勝手な思いから、息子を苦しめていたように思います。

受験シーズン到来

本格化な不登校は私立受験の1ヶ月前から。
先生も家庭訪問に来てくれたりしてましたが、担任の先生は人を見て態度を変えるようで、息子は担任の先生を、よく思っていませんでした。

なんとか私立高校の受験には、行くことができました。しかし、受験勉強などほぼしていなかったので私は不安しかなかったです。
それでも、受験会場に行けただけで充分。
県立の受験は、会場にいくのも難しいのではないかと判断し、2月の3者面談で県立は受けないと先生に伝えましたが、受けて選択肢を増やすことを勧められました。
勉強もしてないし、会場にも行けないと判断していた私には、えっ⁈って感じでしたが、息子も
とりあえずは県立受験もすることにしました。(仕方なくって感じでしたが)

いよいよ県立受験

私の予想が的中。県立受験前日になり、息子が会場に行くのは無理、辞退したいと言ってきたのです。その前からずっと、怪しい感じはしてましたが。
仕方なくでも受けると決めたのは自分だし、回答できなくてもいいからと説得してみましたが、ダメでした。
学校に連絡し、急遽面談。しかし!
担任の先生は、なぜかお母さんは待っててくださいと、息子を連れ出し教室へ。
3人で話すんじゃないの?と私は不安状態。
しばらくして戻ってきて、明らかに息子の様子がおかしい。泣きそうになってるのをこらえてる。
そして、私と先生の面談スタート。
私立高校も通えそうにないんじゃないかと思い、
通信制高校の話しを振るも、今からでは難しいと
言われ、どうしたらいいかわからない状態になる私。
でも、この先生に話したところで何も解決しないと判断したので、はいはいと話しを聞いて帰りました。
車に乗った瞬間に、息子は泣きながら暴れだし、先生を殴りたいとか、パニック状態になり、私もビックリしてしまい、とりあえず落ち着かせました。
そしてなんとか無事に帰宅。しかし、2日後の卒業式に出たくないと。担任の先生の顔もみたくないし、名前を呼ばれるのもやだと。

先生と何があり何を言われたのか、思い出す事も嫌だったようで。
学年主任の先生に連絡して、次の日に自宅へ来てくれて先生と3人で話し合いました。
学年主任の先生も、様子がおかしかったのを気にしてくれていました。
そこではじめて昨夜の担任の先生とのことを息子が話してくれたのですが、受験会場に行けそうにないから辞退したいと伝えたところ、ため息をつかれガッカリだよって言われたそう。
否定されることばかりいわれ、息子の仲良しの友達が通信制に行く話しをしてたので(中学校は別で、その子は起立性障害の診断がある)、そのことで友達をバカにするようなことを言われたよう。

主任の先生と話しをして、担任の先生は無視していいから(いないと思って)卒業式出席をする方向になり、無事卒業式に出ることができました。

長くなってしまったので、
高校からのスタートは次のnoteで。








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