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【怪我をした私の声】再発防止に向けての歩み

1.SNS発信後の反響と主催者とのやり取り

前回、SNSで発信しました内容が想定以上の反響をいただき、いまだに驚きを隠せません。
多くの方から温かいお言葉や励ましのメッセージをいただき、大変心強く感じております。
心より感謝申し上げます。

SNSで投稿した日の深夜(日付が変わって翌日でしたが)、主催者からメールが届きました。
内容は直接お会いして謝罪したいというものでしたが、長期間連絡を怠っていたことを考えると、謝罪を受け入れる気は私にはなく、お断りをしようと思っていました。

翌日は秩父宮ラグビー場まで家族と試合を観戦に行くため、電車で会場に向かっておりました。
そのとき、私のSNSにDMが届きました。送り主は、某チームに所属する現役選手の方でした。
選手ご本人にご迷惑をおかけしたくないので内容は公開しませんが、怪我をした私に寄り添っていただけるもので、読み終えた後、涙が流れていました。

そして、再度熟考した結果、主催者と会うことといたしました。
主催者とお会いしたのはその翌週のことです。

謝罪の内容としては、怪我をした私への配慮が欠けており、連絡を怠っていたことについてでした。
主催者側は退院前日に送信した私のメールが届いていることに気付かなかった、私たちに嫌われていると思い連絡をしなかったとのことでした。

また、今シーズンの活動が始まる前に、昨年のまとめを報告する中に事故報告を含めることと、ガイドラインを見直しを行い徹底するとの話がありました。

ガイドラインについては、その場で簡単に内容を確認させていただき、いくつか気になる箇所の指摘をさせていただきました。
指摘した箇所は5月14日に公式サイトに掲載されましたが、事前事後の連絡はありませんでした。

私からは保険について、いくつか確認した事項がありましたので、持ち帰って今月中に確認していただくこととしました。

2.「事故事例報告」の問題点

「事故事例報告」と聞いたとき、皆さんはどんな内容が書かれていると思いますか?
以下は、実際に主催者から送られてきた「事故報告」の内容です。(原文のまま)

■対人事故/接触による骨折
【開催】初級向けコース浦安(第2回目)
【経緯】リレーメニューの2人1組のランパス体験中に参加者同士が衝突。顔面を強打し痛める。
【治療の経緯と状況】緊急受診を受け、「左眼窩底骨折」と診断。その後、左眼に陥没が見られ手術が必要となり、入院・手術。現在治療、経過観察中。

私は、この内容では不十分と判断しましたため、上記内容での公開を許可しませんでした。

「事故事例報告」の目的は、事故の再発防止です。
機微な情報も含まれるため個人を特定されないよう情報を制限するのは理解しますが、やはり事故の原因分析と再発防止のための対策が具体的に記載されていないことに違和感しかありませんでした。

また、この報告書には他にも問題がありました。

・被害者(私)への事故当時の状況のヒアリングがされていない
・もう一人の被害者(私と衝突した方)の状況が記載されていない
 (ヒアリングはしているらしいですが当方の認識と齟齬がある)
・事故が発生した現場の記録がされていない
 (事故発生前後の動画があったが自ら削除している)

以上より、事故原因の分析が十分にされていると考えるのは難しく、再発防止に向けた内容がガイドラインに反映されているのか確認することはできませんでした。

3.今後の取り組み

主催者には、上記の点を踏まえて報告書の修正を依頼しましたが、前向きに対応していただくのは難しいと感じております。
まずは、私へのヒアリングを正式に実施していただき、再発防止に向けた取り組みを具体的に示していただくよう働きがけて行きたいと思っています。

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