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占い師になった理由

私が占い師を志したきっかけは、
20代の恋愛失敗からでした。

当時を振り返ると、
彼との別れは心の底から絶望し、
暗闇に包まれた日々が続いていました。

しかしそんな中で、
ふとしたきっかけから占いの世界を知り、
そこに新たな道を見出してしまったのです。

次第に占いに手を染め、
のめり込んでいく自分に気付いたときには
すでに依存状態でした。

立ち直ろうとしても、
一人では立ち上がる力が湧いてきませんでした。しかし、周りにはたくさんの同じ境遇の人たちがいて、お互いに支え合い、希望を見出し合えたのです。

「絶望の淵にいた私が、この道を選んだのは、同じ体験をした人々に希望の光を灯すためでした。一人では立ち上がれなくても、寄り添うことで前を向ける力が湧いてくるはずです。」

この経験から、
誰かの人生に寄り添い、
光を与え続けることが
私の使命であると確信するに至りました

占い師というこの道を選び
スキルを身に付けるにあたっても
こうした思いが原動力となっていました。

開業当初は、
お客様に正直に占いの結果を伝えるだけでした。しかしそのうち別れた恋人との復縁を望むという相談がありました。

占ってみると復縁の可能性は高いことが判明し、その旨をお話ししました。

そのお客様は不安な面持ちでした。
「本当に復縁できるのだろうか」と期待よりも不安の方が露になっていたのです。

そこで、自身の失恋体験を思い出し、
前を向く力について語りかけました。

「失恋の痛手から、占いで本当の原因が見えてきました。それでも最初は希望が持てませんでした。しかし、一歩ずつ前に進むことで展望が開け、そして奇跡の復縁を果たせたのです。」

そこにはお客様の眼に、
希望の光が宿り始めたのが分かりました。

そしてアドバイスに真摯に耳を傾け、
着実に前に進んでいかれたおかげで、
1年後に願いが叶ったそうです。  

「長い期間を経て、やっと彼と復縁することができました。先生のおかげで希望が持て、前を向いて歩めました。心から感謝しています。」

この体験が私に大きな喜びと学びをもたらしてくれました。

その後も、お客様一人ひとりに寄り添い、
前を向く力と希望を与え続けることこそが、
占い師としての私の役目であると肝に銘じるようになりました。

お客様それぞれの人生に向き合い、
正直に視えたことを伝え続けることが何より大切です。

依存に走ったように、
過剰な期待を抱かせてはいけません。

代わりに小さくとも確かな前を向く力と、
一筋の希望を与えていくことを心がけています。

「お客様一人ひとりの人生に寄り添い、前を向く力と希望を与え続けることが私の使命です。正直に伝え続けることで、暗闇の中の一筋の光となれると信じています。」

些細なことかもしれませんが、
お客様との一つひとつの触れ合いの中に、
かけがえのない体験と気づきが潜んでいます。

これからもそうした出会いを大切にし、
前を向く勇気と希望の光を失われぬよう導いていきます

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