主要産業の動向(機械)

今回は主要産業(機械)の見通しについてお話しますね。

ご興味ある方はのぞいて見てください。

 ちなみに経済情勢等の変化により変わってくることもあるのでご理解ください。

・業界動向
海外市場動向~中国の回復を受けて市場は徐々に持ち直し

 2020年4月~2021年1月の海外向け機械受注は、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞等を背景に企業が投資抑制の動きを強めたことから、前年同期比▲15%と大きく落ち込んでいます。ただし、足元では各国の経済活動再開に伴って、徐々に受注は持ち直しつつあるほか、コロナ影響から早期に脱した中国で投資が活発化していることを踏まえれば、2021年は回復に向かうとみられます。

国内市場動向~「5G」導入に伴う設備投資に期待
 国内でもコロナ禍における投資抑制の影響により、機械受注は同▲7%と前年を下回っているものの、官公庁向けに底堅い受注があったこと等から相対的に影響は軽微に止まっています。短期的な感染収束が見通し難い中、「5G」用の投資動向が需要回復の一つのポイントとみられています。

・今後の見通し
工作機械~中国の急回復が市場を底支え

 新型コロナ感染の収束目途が立たない中で、先行き不透明感から工作機械に対する各国の需要回復ペースは緩やかに止まっていますが、経済活動が早期に回復した中国では、コロナ禍を経た生活様式の変化を背景に電子機器等の増産投資を積極化させるなど需要が拡大しており、市場全体を底支えしています。このため、日系工作機械メーカー各社にとっては、中国市場での受注獲得に向けた取組が今後の規模拡大を実現する上で重要になるとみられます。

FAロボット~ユーザーニーズの多様化を受けたSIer等との連携加速
 これまでFAロボットは基本的に工場内の自動化を目的として用いられてきましたが、近年では工程の見える化や予兆保全などユーザー側のニーズが多様化する中で、メーカーはこれらに一気通貫で対応できる製品が求められています。これを受けてメーカー各社はかかるノウハウを有するSIer等との連携を強化しており、今後もこうした動きが進展していくとみられます。

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次回も主要産業の動向について触れていきますのでよろしくお願いします✨

※情報提供を目的に作成されたものであり、何らかの取引を誘引することを目的としたものではないです。

最後まで見ていただいてありがとうございました🌹

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