主要産業の動向(自動車)

今回は主要産業(自動車)の見通しについてお話しますね。

ご興味ある方はのぞいて見てください。

 ちなみに経済情勢等の変化により変わってくることもあるのでご理解ください。

・業界動向
市場動向~新型コロナウイルスの影響により販売は減少

 2020年の世界自動車販売台数は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う工場稼働停止やディーラー休業等の影響により、前年比▲13.3%の76百万台で着地しました。地域別にみれば、中国が政府の消費刺激策やメーカーの販売促進策によって4月以降に急回復した一方、感染が再拡大した欧州や感染抑え込みに長期を要しているASEANは前年割れが継続しています。メーカー別にみれば、主要国での販売が好調であったトヨタが5年ぶりに世界販売首位となりました。

各社業績~コロナ禍で減収減益見通し
 2020年度の国内完成車メーカー7社合算(注)の業績をみれば、各社が進めている原価低減や固定費削減効果はあるものの、新型コロナウイルス感染拡大による販売台数の減少等の影響により、前年度比減収減益で着地見込みです。

・今後の見通し
各国地域で販売は回復へ~半導体不足影響には要留意

 2021年の世界自動車販売台数は、経済活動の本格再開や各国政府の需要刺激策等の効果により、前年比+10%となる見込みです。もっとも、昨年末から顕在化している車載用半導体不足の影響により、各社が相次いで減産を発表していることから、供給不足に伴う販売への影響には留意が必要です。2022年以降についても、各国での経済回復に伴い、需要は拡大する見込みながら、販売台数が2019年の水準まで回復するには3~4年を要するとの見方もあります。

カーボンニュートラルに向けて機運が高まる電動化~求められるEV戦略の策定
 これま各国・地域の規制に基づき、2030年の規制達成に必要なピュアEVの販売比率
を試算すれば、規制が厳しい欧州では4割近く、中国では2割以上を販売する
必要に迫られる可能性があります。このように、EVの普及ペースは国・地域
毎に異なることから、完成車メーカーはEVの販売戦略を地域毎にきめ細かく
策定する必要があります。

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次回も主要産業の動向について触れていきますのでよろしくお願いします✨

※情報提供を目的に作成されたものであり、何らかの取引を誘引することを目的としたものではないです。

最後まで見ていただいてありがとうございました🌹

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