主要産業の動向(医薬品)
今回は主要産業(医薬品)の見通しについてお話しますね。
ご興味ある方はのぞいて見てください。
ちなみに経済情勢等の変化により変わってくることもあるのでご理解ください。
・業界動向
国内市場動向~薬価引下げ・後発薬シェア拡大で縮小傾向 ・・・・・
医薬品の処方量は高齢化を背景に増加してきた一方、政府が医療費増加抑制に向けて薬価引下げや安価な後発医薬品の普及を推進してきた結果、国内医薬品市場は2015年をピークに縮小傾向にあります。更に2020年には、新型コロナウイルス感染拡大を背景とした不要不急の受診控えにより患者数が減少しており、医薬品需要の一段の減少が見込まれています。
国内製薬企業の動向~海外市場強化・選択と集中の推進 ・・・・・
国内市場の成長が見込めない中、日系製薬各社は主力製品の適応拡大や外資大手との販売提携等により、1製品当たりの売上最大化や海外での販路拡大を図っています。また、海外のバイオベンチャー買収や自社が強みとする疾患領域への研究開発費投資を行う一方、非注力事業の売却を進めることで、選択と集中を図っています。
・今後の見通し
国内市場の見通し~従来以上のペースで市場縮小が進む可能性 ・・・・・
コロナ禍での不要不急の受診抑制や感染予防習慣の定着により、総合感冒薬等の一部医薬品ではコロナ禍収束後も感染拡大前の需要水準には戻らないことが想定されます。加えて、2020年度以降は、薬価改定の頻度が隔年から毎年に変更され(2021年度は薬価差益が大きかった約7割の品目で引下げ)、薬価引下げペースは加速する見通しにあります。こうした背景から、従来以上のペースで国内医薬品市場の縮小が進む可能性があります。
ビッグデータ・AIの活用~異業種と提携し、創薬プラットフォーム形成を目指す ・・・・・
製薬各社は、新薬開発の難易度が増す中、医療ビッグデータやAI解析技術を用いて開発プロセス効率化や革新的なシーズ探索に取組んでいます。政府は、医療情報の利活用推進に向けて、患者データの加工・利用方法に関する法整備(注)を進めてきた経緯があり、これを受けて、製薬企業とデータの加工・解析等に強みを持つIT企業との提携が活発化していくとみられます。
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次回も主要産業の動向について触れていきますのでよろしくお願いします✨
※情報提供を目的に作成されたものであり、何らかの取引を誘引することを目的としたものではないです。
最後まで見ていただいてありがとうございました🌹
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