主要産業の動向(家電)

今回は主要産業(家電)の見通しについてお話しますね。

ご興味ある方はのぞいて見てください。

 ちなみに経済情勢等の変化により変わってくることもあるのでご理解ください。

・業界動向
海外市場動向~ライフスタイルの変化を受け需要拡大

 2020年のグローバル家電市場は、新型コロナウイルス感染拡大を背景とする在宅時間の長期化や衛生意識の高まり等を受けて調理家電や空気清浄機等の需要が高まり、前年比プラス成長となりました。今後は、感染の早期封じ込めを実現した中国が牽引する形で市場拡大が見込まれています。

国内市場動向~巣籠り需要一巡、定額給付金効果も剥落
 2020年の国内出荷額についても、コロナ禍に伴う巣籠り需要拡大や特別定額給付金の支給を背景に、調理家電やゲーム機、動画配信サービスを利用可能なスマートテレビ等の販売が増加し、前年比プラス成長となりました。もっとも、短期的な感染収束は見通し難い中、2021年は巣籠り需要の一巡や給付金効果の剥落により、需要は落ち込む懸念があります。

・今後の見通し
製品開発動向~コロナ禍を受けてスマート家電へのニーズが高まる

 グローバルベースでスマートホーム市場の拡大が見込まれる中、メーカー各社はAI・IoTを搭載したスマート家電の開発に注力しています。特に、共働き世帯増加に伴う家事の負担軽減ニーズの拡大やコロナ禍を受けた健康意識の高まり等を切り口とした製品の開発事例が散見されています。2021年1月に開催されたCES2021でも家事支援ロボットやヘルスケア家電等が公開されており、引続き開発動向が注目されます。

循環経済への貢献~再生プラスチック利用拡大、シェアリングビジネスの展開
 家電業界においては、海洋プラスチック問題に対して筐体等に使用されるプラスチックを再生材(バイオプラスチック)へ転換する取組のほか、シェアリング等の循環型ビジネスを展開する動きも拡がっています。ESG・SDGsの観点から循環経済への貢献が世界的に求められる中、今後メーカー各社では、こうした取組を一段と加速させていくことが必要になると考えられます。

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次回も主要産業の動向について触れていきますのでよろしくお願いします✨

※情報提供を目的に作成されたものであり、何らかの取引を誘引することを目的としたものではないです。

最後まで見ていただいてありがとうございました🌹

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