ローレル追加募集

8.ウインクルジニー23

父ヤマカツエース。
その二代母イクセプトフォーワンダーはDeputy Minister系、ボトムラインはBold RulerとPrincequilloなので、この組み合わせはウインクルジニーの母父クロフネと似通った配合。
クロフネ×グラスワンダーのウインクルジニーなので、上記根拠を以てウインクルジニー≒ヤマカツマリリンの2×1と言える極めて近親度の高い配合。
こういった相似配合の場合、ヤマカツマリリンやウインクルジニーの再現性を高める配合なので、ピッチで走る短距離馬になりそう。
競走戦績は特にウインクルジニーは良くはないので、これが再現されるような事になれば苦戦を強いられるかも知れない。

せっかくサンデーoutの母なので、Silver Hawk×トニービンの可能性に賭けてハーツクライ後継やアローならトランセンド、ダートならコパノリッキーで薄くRobertのクロスを重ねて行くのも面白いと思う繁殖だが。

9.ディアポレッド23

父シュヴァルグラン。
シュヴァルグラン自信がHail to Reasonの継続をしている種牡馬なので、サンデー3×3の母を用意するのは好ましくはない。
緊張→緊張を続けている馬なので、あまり競走成績に期待出来るかと言うと根拠は薄い。
母の競走成績は二勝と優秀で、この遺伝子で格好つけるかも知れないが、初子の牝馬で好みでない配合となるとどうにも褒める部分を探すのが難しい。
走るとしてもマイル以下でしょう。

この母に対して現実的な範囲だと、マクフィ辺りで時計のかかるスプリントで走らせるのが好みでしょうか。

10.メイユーブルーム23

父キセキ。
ルーラーシップ×ウインドインハーヘア×ダンスインザダークの繁殖牝馬にはステレンボッシュの母ブルークランズがいる。ステレンボッシュの活躍はさておいてもこの母も現役三勝、1500万下でも三着の実績を持つ優秀な馬。
二代母フローラルグリーンは非ノーザンダンサーで、ノーザンダンサー色の強いキセキとの相性はハービンジャー産駒の三勝馬の兄、ローリングタワーを参照すれば悪くない形。
後はもう少し面白そうなポイントもあるが、主にRibot絡みの仕掛け。父キセキは前の出がよく、ストライドで走り広いコースでも実績のある馬。対してRibotのクロスを持つ馬は小回りが得意になりやすい。これを考えると、実馬を見るまで適正の判断は難しい。

心配なのは馬格。小さすぎなければ。
追加募集馬で最も魅力的な配合で、父の代案は浮かばない。

11.タイセイブランシュ23

父はルヴァンスレーヴ。母は前がよく伸びるルーラーらしい脚捌きで、ノーザンテーストの頑強さを活かして短距離で走った馬。
ルヴァンスレーヴは非NDのシンボリクリスエスを父に持つので、ND系ノーザンテースト4×4の強いクロスを持つ母は好相性。ルヴァンスレーヴ産駒を見てると少しネオユニヴァースの影響を感じ、前の出が硬そう。これを母のように柔らかく動かせれば、シンボリクリスエス×ルーラーシップらしいストライドに期待したくなる。

適正はネオユニヴァースパターンなら小回り1700や1800m、後者の場合は大箱ダートで期待したい。

代案としてはアドマイヤマーズ。ダイワメジャー≒ロサヴィアの仕掛けなんかはどう出るのか少しだけ興味がある。

12.ラルティスタ23

父はサンダースノー。
サンダースノーのデカいケツを存分に活かせる豊かな胴は手に入れたい。
母父マイネルラヴは内枠での立ち回りの巧さが目立つ馬で、姉カルチャーデイも内枠を立ち回ってファンタジーステークスを制覇。
対して、ダンスインザダークと言えば背中の長い馬なので、どちらが出ているかは要チェック。
血統はサンダースノー自身が緊張状態にある種牡馬なので、母側にはどこかでOUTになる部分が欲しかったが、本馬にはそれがない。
早枯れには気をつけたい。
このタイプだと適性は短く出そう。ダート短距離か。

同じくダーレーからだと、ウィルテイクチャージとの配合には興味アリ。

13.シマノタカラチャン23

父はルーラーシップ。
kingmanbo≒ジェイドロバリーの3×4、母系を見てもトニービンに対する仕掛けがあって、父母相似の配合。となると、ウインクルジニーと同様に母の戦績は欲しかった。

母と同じように、ダート中距離馬になるでしょう。

ルーラーシップと同じくトニービン持ちの種牡馬なら、ジャスタウェイで早期から先行して走る馬が作れそう。成長力には疑問が残るが。

14.シーギリヤ23

父はAustralia。
母父Dundeelはオーストラリアで成功した馬。母シーギリヤもキロフプリミエールの牝系ではあるものの、小回り向きな力馬が出るRed ransom等も持つし、如何にもオーストラリアンな血統構成に、英愛的な重厚なAustraliaを持ってきている事からも、イメージは冬の中山、小倉、夏なら開催の進んだ洋芝。

所属先が美浦で、中山マイルで狙うという根拠なら買えそうな馬。適性は芝。

ファインニードルでスプリンターズステークスを狙う配合をしてみたい母。

15.エイコールウィル23

父ルヴァンスレーヴ。
そつ無くまとまった配合。二代母サンデーエイコーンが芝短距離馬で、中×中×短と配合のバランスは良い。
Seattle Slew絡みの仕掛けが母系からあって、これがONになってくれれば、ルヴァンスレーヴ産駒の欠点になりそうなところは改善される。
また、母は首と凹背の気になる馬なので、この辺りが改善されてくれれば。

適性はこれもネオユニヴァースが出ているか、シンボリクリスエスが出ているかだが、後者の場合はダート大箱。馬次第で芝をこなす可能性も充分。

ウインブライトは父母に対する仕掛けが出来て、これがカチッとハマった時に面白いスプリンターが出来そう。ま、ウインブライト産駒を見てると中々上級スプリンターは出そうにないんだけども。

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