シュヴァルグラン産駒の選び方
シュヴァルグラン産駒の勝ち上がり率は現状5%とかなり厳しい数字で、中央勝ち上がり頭数も二頭だけ、とかなり厳しい数字であるが、産駒には「最も遺伝して欲しくない父の特徴」が顕著に現れている。
出典
https://uma-furusato.com/search_farm/1046.html
![](https://assets.st-note.com/img/1704445310855-a5gyQWlP7I.jpg?width=800)
補助線があると分かりやすいが、シュヴァルグランはキ甲からトモの一番高い所がほぼ一直線になっていて、背中の「たるみ」が少ない馬であることがわかる。
参考までに、同ブリーダーズスタリオンで繋養されているジャスタウェイが下。
![](https://assets.st-note.com/img/1704445432769-LElhnDjlAy.jpg?width=800)
これと比べると、ジャスタウェイはややトモ高で、背中がよく沿った馬である。
シュヴァルグランのこの馬体が意味するのは、「背中の伸縮性が劣る」という事であり、シュヴァルグラン産駒には顕著にこの傾向が現れている。シュヴァルグラン自身はこの構造にしては腰が柔らかく、飛びの大きい馬で伸縮性を発揮出来たが、産駒がこの背中を受け継いでしまうと、短距離やダートで流れ込む、という競馬が関の山。
端的に纏めると、「背中の沿った馬なら買える」というのがシュヴァルグラン産駒の総評で、勿論その他のバランスもチェックする必要があるが、特にこういう背中の馬は候補から外してしまってもいいのかもしれない。
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