ローレル募集馬 馬体 歩様

ただの覚え書きなので、参考程度にしてください。
一応自分用に評価書いてますが、あくまでも個人の感想と出資検討のための指標なので、馬や牧場を侮辱する意図はありません。

1.アビーム23
動画が出てから追記します。

2.サトノジャスミン23 B-
芝中長距離

姉ゴージャスもそうですが、ゴールドシップ産駒は特有の柔らかさ≒緩慢さを持つ産駒が多く、この子達も例には漏れていません。
特にゴージャスはバランスが前よりで重心も高く、早い上がりよりも時計が掛かる馬場でジワジワ伸びてくるタイプに見えます。
その点、妹は現状では重心も低く、サイズもあって姉より上がり性能は高いと考えられるでしょう。
とは言え、ゴールドシップの切れ味は35秒のキレなので、やはり緩慢で時計がかかるのは最低条件。
順調に成長すれば、姉を越える戦績は上げられると思います。
強調点を上げるとすれば、関節の柔軟性は募集馬でナンバーワンと言えるところでしょうか。この柔軟性が解消されて一定の硬さを手に入れた時、ゴールドシップ産駒はいつでも化けます。

3.カツンダモン23 B-
芝ダ1200m〜1400m
こじんまりとした子ではありますが、脚力はあります。ステイゴールド系は小さくても走る可能性を秘めているので、サイズばかり気にしていても仕方ないかも知れません。
胴は詰まり気味ですが、全体的な均整は取れている子で、活躍の舞台は十分ありそう。
前の出が硬さからも時計のかかるスプリントは得意にしそうです。
随分と顔付きが幼い点は気になるポイント。
まだまだ伸び代はありそうなので、様子見は続けて行きたいタイプでしょう。

4.ファーストチェア23 B+ (出資予定)
芝マイル〜2000m
母父ジャングルポケットの影響を感じる伸びやかな胴と、曲飛節からはスターズオンアースの様な美しさを感じます。しかしながら、トモの薄さにはリオンディーズの様な影もあり、ここが膨らんで行くかは課題でしょう。
少し首の軽さが馬体全体のバランスを悪くしていて、適正は少し短く出そうです。ベストは1800m辺りでしょうか。
サートゥルナーリア産駒は牝馬が好調で、よくキレる辺りは本馬のイメージ通りでもあります。
クラシックは重いかも知れませんが、課題さえクリアしていけばトライアル参戦を夢見てもいいタイプの馬だと思います。

5.フルマークス23 C
ダ中距離
肉量はしっかり有り、鍛えていく中で良くなるタイミングはあると思いますが、現状は硬さが悪目立ちしている印象。完歩幅やバネからもダート向きに出ていて、後は明確にレイデオロ産駒の良くないポイントも持ち合わせてしまっているのが課題。
とはいえ、鍛えられていく中で先行策が取れるようになれば、流れ込む事が出来るだけの体格を備えているのは他馬にはない長所。
芝の舞台で活躍する姿を期待して出資するなら僕は反対したいですが、ダートで稼ぐ事に期待出来るだけのものはあると思います。

6.デフィニール23 C+
芝ダ中距離
繋ぎがやや長く見えますが、許容範囲でしょう。
父のイメージとは裏腹に、適性は少し長くなりそうです。芝も走れない事はないでしょう。少しワンペースっぽくも見える馬なので、ダートならまだしも、芝の場合は短い方がいいでしょうか。
かなり緩いタイプの馬なので、デビューは少し遅れるかも知れません。追加募集馬も魅力のある馬が多いですが、検討の余地はある馬だと思います。

7.アドマイヤカグラ23 C+
芝ダ短距離
ダート優勢。歩様の感じからはパドマとは少し異なる、ピッチで走る馬に見受けられます。イメージだとレイムが近いでしょうか。ドレフォンらしい肉量は魅力ではありますが、やはりパドマと比較してしまうと少しスケールで劣るような点は見受けられます。
とはいえ上記肉量を持っているので、ここからサイズも膨らんでくるなら変わってくる可能性は十分あるでしょう。
伸び代に期待したい馬です。

8.ウインクルジニー23 C
芝短距離
想像してたよりもサイズのある点がいいポイントですが、芝馬っぽい体の割には柔軟性は高くなく、トモの薄さも気掛かりです。
芝短距離とは評しましたが、実際距離は長くても問題なさそうなタイプ。ただし、長いところとなると相手も強力で、活路がありそうなのが芝短距離かな、というイメージ。
現段階で高く評価する事は無いものの、その分伸び代が大きいので、変わってくればまた違う評価になりそうな馬です。

9.ディアボレット23 C
芝短距離
柔軟性の悪いではないんですが、体高の低さが特に目につくタイプ。腰も父の悪い所を受け継いでいて、柔らかい反面、早い上がりは使えなさそうなタイプですし、体高が低い≒完歩が狭いとなってしまうので、中距離で追走して最後伸びてくる程脚を溜められるようにもおもえず。勝ち上がりに期待するなら芝短距離の展開待ちが現状では思いつく最高の形。
同様に伸び代は大きい馬なので、成長に期待でしょう。

10.メイユーブルーム23 B(出資予定)
芝中距離
ふっくらと見せる体型と伸びやかな歩様、背腰の柔らかさは魅力的。頭骨にもう少し重さがあっても、とは思いますが、よく体型の似た重賞馬にマスクトディーヴァがいます。あの馬は手先の軽さが稀有な馬なので、本馬にあそこまでの活躍を期待するのは酷だとは思いますが、それなり(二勝くらい)にやってくれるんじゃないか、という期待は持っています。
価格を考えればローレル募集馬の回収率大爆発候補なのでは、と考えています。

11.タイセイブランシュ23 C+
ダ短距離
トモの容量や固めの体、体型はダート短距離向きに見えますが、現状ではサイズが気になります。
当然、牝馬限定戦でサイズの近い馬と戦う事になれば、体型での優位性を保てそうな馬ですが、やはり大きくなってくれる事に越したことはないでしょう。
現状は成長の過程を見守り、サイズが出てくるなら候補として挙げようと思っている一頭です。

12.ラルティスタ23 B-
芝ダ短距離
私見だとダート短距離が優勢に見えてます。兄姉戦績が素晴らしく、走ってる兄姉達の共通項は立ち気味の肩ながら前の出が柔らかい点。
そういう意味では、ラルティスタ23はまだまだだと言えると思います。
育成が始まると節々の硬さが解消されて行く可能性が高く、そうなった時に大きく評価をあげる必要があると思える一頭です。
均整の取れた子ではありますが、欧州血統らしいデカイ頭骨を抱えていて、もう少し体高や幅含めて膨らんでくる必要もあるでしょう。
今後に大きく期待です。

13.シマノタカラチャン23 C
芝ダ中距離
芝優勢。現状ではアンバランスと言わざるを得ませんが、脚力には十二分な魅力のある馬です。
また、関節の柔軟性もあり、可能性は秘めている馬だとは思いますが、上記通り形が整うような成長は待つべきだと考えます。
歩幅等から中距離向きの子に見えますが、少しうるさい面を見せているところから、適正外の短い所を使う事になる可能性も。
ボトムラインの優秀さを度外視しても、なるほど、これは繁殖に入れたい訳だ、と思えるようなポイントは備えています。それがこの子の競走戦績に結びつくといいんですが。

14.シーギリヤ23 B-
芝1400m〜1800m
骨量豊富に見える馬で、緩さも少なく均整も取れているな、とは思うんですが、随分とパワー傾倒型なのが気になります。欧州馬らしいと言えば欧州馬らしいんでしょうが、上がり性能は高くないと思います。とは言えダートと言う感じでもなく。こういうタイプの馬は阪神1400mのイメージもあるので、栗東所属なら是非拘って使ってくれれば、と思います。
後は成長がもう少しで止まりそうな気がするんですよね。今募集馬でレースさせれば上位に来るような馬だとは思うんですが、二歳になった時にどれだけ成長出来ているか?というのはちょっと懐疑的。
よく言えば仕上がりの早そうなタイプです。

15.エイコーンウィル23 C+
芝ダマイル〜中距離
芝優勢。
7/21の未勝利戦で姉ゴーゴーケイコが勝ち上がりました。
お姉さんによく似た馬体ですが、バネの感じや伸びのある胴、ゆったりした歩様からはもう少し長い所の芝になりそうに見えます。
800万なら安いと言える馬だと思いますが、お姉さんを見てると細長い首や小さい頭骨がどうにも脚を引っ張る気がしていて、パッと見なら上位の歩様だと思うんですが、どうにも食指が動かないんですよね。
ダートでしっかり潰しが効いてくれればいいんですが、芝向きの馬がスピード不足でダートで走る、そんなイメージを持つような感じです。
僕はメイユーブルーム23の方が魅力を感じていますが、こっちの方がいいという意見も十分理解出来ます。

あとがき

アビーム23、ファーストチェア23とメイユーブルーム23、ラルティスタ23がこの世代の主戦力になるかな、と睨んでいます。
分割ではありますが、アビームは出資済み、ファーストチェアとメイユーブルームはこれから考えます。
アビームは少し高いですが、夢枠で考えていて、近況の怪しさからこれが戻ってくるならファーストチェア23の口数を増やそうかなと。

全文を通して、ここに覚え書きとした主たる理由はいざ走り始めた時に自身の見解との実状の比較になるという事が一番大きく、次いで今後の成長を見守りながら、募集時にどういう事を思ったのを書き記したものです。

頭数の充実した23年産駒、また現役所属各馬の無事と立派な成長を願います。

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