バンダイナムコミュージックライブの芸能事務所部門がStarRiseとして再始動

去年から、バンダイナムコミュージックライブは芸能事務所部門を持っていて、アーティストサイトという名前のホームページを持っていましたが、StarRiseを立ち上げることになりました。

これは例えて言えば、株式会社アミューズの子会社の株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンの芸能事務所がApollo Bayという名前を使ってるのと同じことだと思うのですが、しかし気になるのは新規所属の方々。

浅井七海さんはスクドルミュージカルに出演したもとAKBの方ですが、舞莉さんという野中ここなさんよりもお若い滋賀県出身の人がいます。蓮ノ空の104期生の方なのでしょうか?

で、注目はアーティスト枠。

なんとえも(絵森彩)と結那が横文字になってアーティスト活動をすると予告しています。最初「移籍するの?」と思ったのですが、どうもアーティスト活動のときだけこういう名義でStarRiseに所属するようです。

しかし、以前はバンドを組んでプロデビューしていた結那はともかく、ふたりとも芝居よりも歌手に力を入れたいのかと知って驚いたのですけど、こうした形態ってあくまでも一時的なもので、放映新社(結那の事務所)もボックスコーポレーション(絵森の事務所)も事務所上手く二人を扱えてなというのは傍から見て思うのです。

おそらく、今から採る新規のお仕事は、これらのプロジェクトがもしうまく軌道に乗るなら大半がStarRise経由になるはずで、契約とかを整理していって最終的にはこちらに完全に移籍して、そのときにアーティスト名義も「結那」とか「絵森彩」に戻すようになるのかなという気がするのです。

そもそもの結那自身、結那はマルガレーテ役になったときに声優活動だけ放映新社所属という形をとっていましたし、わざわざアーティスト枠だけ別名義にして別の事務所に所属するというのは、今の事務所でアーティスト活動ができないのは相応の理由があるはずです。

一番有りえるのは単に「単純に事務所が歌手の育成ノウハウがないから、歌手活動やりたいというタレントがいてもプロデュースできない」という単純かつ情けない話な気はしますが。

さて、バンナムが芸能事務所に本腰を入れて取り組むとすれば、次のラブライブ!はもしかしたら全員一般公募という形を取ってこちらに所属させる形を取るのかなと言うことが気になるところです。

例えば、ガンダムが40年近い時間と多額の金を注ぎ込んで、サンライズの買収から始まり、最終的には広告代理店の創通をも買収してガンダム関係の権利をバンダイ一社が(リスクと)利益を独占するように整理していった歴史があるわけです。

また、坂道はAKBとはちがって一つの事務所に所属する形態を取っていますが、そうした方がソロ活動もアーティスト活動も活動の調整がつきやすく、また育成やプロデュースの方針も一貫性を出せるメリットが有るのは素人でもわかることなのに手を出さないのは、おそらく何かしらできない事情があるからで、それが解消すればすぐに手を付けたいことのはずです。

ラブライブという巨大ビジネスの裏に犇めく大人の事情の邪推はますます捗りそうです。

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