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双子の片割れとして育った結果

2度目ましてのnoteです。

これから、自分のことを自分の言葉で綴っていきたいとは思っていますが、正直何から書こうか迷っています。いきなり重い話を始めるのは勇気がいるので、まずは簡単なことから書いてみようと思います。

私は二卵性双生児の妹の方です。

…なんて書いて姉に見つかったら私だってばれるかな。

小さい頃、何をするにも姉とセットで扱われてきました。同じ服を着せられたし、名前を呼ばれるときも「〇〇(姉の名前)めめちゃん」とセット呼び。

別に姉のことが嫌いだったわけじゃない。生まれた時からずっといて上下関係がないし、一卵性ほど顔は似てないから姉妹というより同級生みたいな感覚でした。いつも同じ場所にいる同級生。

でも、大きくなるにつれてそれが負担でした。常に比較される。「○○ちゃんは~だけど、めめちゃんは~だよね。」なんて言われることはしょっちゅう。

私の意志で決めたことでも、頑張ったことでも、「○○ちゃんはどうだったの?」「〇〇ちゃんは〜しないの?」といちいち姉の名前が出てくる。また、同じ学年だから自分がしたいいこと悪いこと何でも姉に伝わってしまう。逆も然り。

双子はセットじゃない、二人の個人が偶然同じ日に生まれただけだぞー!と叫びたかったです。

だから、外見を別に見せようと敢えて別の髪型にしていたし、高校は敢えて別の高校を選び、最終的に姉とは全く別の道を進みました。

今でも数か月に1度くらいは連絡を取るくらいの仲ではありますが、世間でいう仲良し双子姉妹とは程遠いです。

双子がうらやましい、と言ってくる人達もいたけど、私は小さい頃セットではなく一個人として扱われるお友達がうらやましかったです。

こんな双子の片割れも存在するという事で。

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