見出し画像

価値観の違い:純粋と無粋

 この前、上の子と本屋に行ったんです。そしたら、探し求めていたパンどろぼうガチャだい3だんが置いてあったんです!本来は普通にガチャガチャコーナーにあるんですが、絵本系のキャラクターだと本屋さんでも売ってる場合があります。箱販売のパッケージタイプとガチャボールタイプと販売方法はいろいろですが。


 上の子が欲しがった、というかぼくが欲しかったので、上の子を誘導して、留守番中の下の子の分を含めて2つ買ったんです。ぼくはなぞのフランスパンが欲しかったんです。なぞのフランスパンが出る確率は4種類中2種なので50%ですし、2つ買ってるので、どっちかは当たるだろうなーと思いました。

 さて家に帰って早速開封です。上の子、、、、パンどろぼう!まあ、想定内ですね。ぱんどろぼうももちろん欲しかったですし。


 さてさて下の子、、、、、パンどろぼう!!!!!!!かぶり!!!!!くっ、大人の汚い気持ちが出たか。やっぱしこういう運気はでますね。無の心というか純粋な気持ちで引いたら割と欲しいものが出たりするんですよね。自分の気持ちをかくして子どもを誘導して購入するなんて、そもそも無粋だったんです。子ども用絵本のキャラクターだろうが、自分が欲しければ自分で堂々と買えば良かったんです。無粋な人間のところに粋な結果はやってこないんです。

 ただ、純粋と無粋の違いが出たのはこのあとだったんです。ぼくはこの結果に少なからずショックを受けました。ガチャガチャ好きにとってかぶりっていうのは基本的に嫌なことじゃないですか。勝手に子ども達もショックを受けると思ってたんです。どうフォローしようかなんてことまで頭をよぎってました、、、、、、

「いっしょだ!!!やったぁ!!!!」

子ども達の第一声がこれですよ!!!!そうか、そうなのか!!!!同じものを引いた時の最初の言葉がこれだったんです!!!!!大好きなおねえちゃんと同じものをひいて、大好きな妹と同じものをひいて、おそろいになって嬉しいんですよ!!!!!

 自分がいかに無粋な人間になってしまっていたかを思い知りました。姉妹で同じものを当てたら喜べば良かったんです。おそろいになったんですから。なんとまあ、自分の浅ましいことか。確率的にいっても、2人が同じものは25%、別々のものを引くのは75%。おそろいの方が尊いじゃないですか。使ったお金を喜ぶも悲しむも自分の心次第ですね。子ども達の純粋さがぼくにはとてもまぶしかったです。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?