胚盤胞グレード別の出産率と周産期転帰
どうも!ぶらす室長です!
今回は、2023年12月にpublishされた、最新の胚盤胞の形態評価(グレード)別の出産率および周産期転帰についての論文をレビューしていきます。
最初にこの論文のすごいところですが、
①10964個の単一胚移植を対象としていて、症例数が多い
②14のクリニックの多施設研究(multicentre study)のため、形態評価の施設間差も盛り込まれている
③多施設研究のみならず、オーストラリア、中国、ニュージランドの多国籍研究である
④妊娠や出産率だけでなく、低いグレードで妊娠した時の(早産リスクなど)転帰についても調べている
以上の4点です。
特に、③の国を跨いでの研究は非常に貴重ですね。
年齢別とグレード別に出産率の期待度なども出てくるのでお楽しみに。
では行ってみましょう!
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