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離島DX! フリーランスチームの力で、小さな離島を変革できるか? ~紙媒体ライターの挑戦~

ライター/元祖韓流ライターのぴょるです。働き方LABの研究員制度の第2期メンバーとして、実験計画書を書いたのが6月末。あっという間に3カ月が経とうとしています。12月のゴールまでの中間点に当たり、中間報告をします。

実験の目的と背景

現在、能古島をチルな島にしようと、活性化のためのプロモーション、イベント、マーケティングの3つのチームに分かれてプロジェクトが進行中です。

姪浜の市営渡船場からフェリーで約10分で到着

ちなみにチルとは、「まったりした」「のんびりとくつろいだ」を意味する言葉で、最近若者たちの間でよく使われているのだそう。
このプロジェクトでは、能古島キャンプ場のビーチのチルなイメージを、新たな島の魅力として打ち出していきます。

なぜチルなのかというと、本気で島を愛してくれるファンを増やして来島につなげたいから。
観光客によるごみの置き去りや、住民の高齢化など、地域が抱える課題解決のためのキーワードがチルなのです。
ちなみに私は、プロモーションチームとマーケティングチームに参加していますが、時間的制約があり、思うように参加できていない状況です。

しかし、プロジェクトは各チームのリーダーを中心に着実に進んでいます。

チームメンバーたちの活動

プロモーションチームは、能古島紹介の動画やホームページを制作。
皆、仕事が早い!
こちらがその動画とホームページ。

イベントチームでは、すでにビーチクリーン活動やビーチヨガを展開。
その他のイベントも進行中です。

マーケティングチームは、甘夏やブルーベリーを栽培する地元の農家と新商品の開発を目指しています。
規格が合わず、廃棄されてしまうたくさんの生産物を商品化して販路を広げるのが狙いです。

そして、10月28日には、福岡市が主催する「ワーケーションフェス」の舞台になります。

私自身がこれまでに行ったこと

①ビーチクリーン活動に参加
とにかく一度は能古島に行かなければ話にならない。
ということで、8月末にビーチクリーン活動に参加しました。
福岡に住み、能古島には何度か行っているものの、実はキャンプ場を訪ねたのは初めて。
空に届くかのように伸びた、たくさんのヤシの木にバンガローの光景は、まるで東南アジアのリゾート地のよう。
まさにこれがチル。

何十年も前に植えたヤシの木がこんなに大きく成長


対岸には、ペイペイドームやマリノアの観覧車、そして私の散歩コースのアイランドシティが見える
ステージを掃除中。大きな人魚のイラストも、チームのアーティストが描いています

②アイランドパーク訪問
ビーチクリーン活動終了後は、メンバーと別れてアイランドパークへ。
夏休み最後の日曜日だったせいか、バスは満員状態。私もそうですが、能古島といえば、アイランドパークの花畑のイメージが強いのです。

とにかく広い。アイランドパークの先代社長がこの土地全てを開墾して花を育てたという

③渡船場横の「のこの市」で、特産品をチェック
能古島は、甘夏などの柑橘類の産地。月ごとに違う種類を育てている農家もあります。
今回は、ブラッドオレンジのピールとのこぽんを購入しました。

柑橘類のほかにブルーベリーなども栽培されている

これまでに気付いたこと

能古島のビーチの魅力を知ることができたのはよかったです。
チルなイメージが定着していけば、島の認知度が上がるでしょうし、それによってコアなファンもつくと思います。

さらにこの取り組みを地域の人々につなげていければ。

また、ビーチが閉鎖されるシーズンオフの能古島をどのようにチルにつなげていくのかも、今後考えていく必要があるのかもしれません。

今後の計画

できる限りチームの活動に参加しつつ、個人でも能古島の魅力を発信していきたいと思います。そのためのネタ集めをしていきます。
10月は、ボランティアの案内で、檀一雄文学碑や能古博物館を回る予定。9㌔も歩くのは体力的に不安だけど…。おくんちも見学します。

取材に絡めて、能古島関係者の話も聞きたいと考えています。

何らかの形でチームに貢献していきたいと思っていますので、チームのみなさま、引き続きよろしくお願いいたします。

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